-
人を動かす3原則
2021年04月13日メルマガより
今回のYouTube動画は、
「人を動かす3原則」
デール・カーネギー著です。
ついに登場!
ぜひ、ご覧ください。
さて、
普段、あなたが何か行動を起こす理由は、何でしょうか?
突き詰めていくと、それは、
(1)あなたの利益になる、自尊心が満足する、快がある
(2)苦痛を避ける、自尊心が傷つくのを避ける、危険がある
ということに行き着くでしょう。
ある人を例にとります。
「できれば仕事などしたくない。仕事が苦痛だ」
と思っています。
しかし、それ以上に、
・生活できない苦痛の方が大きい。
・貧乏な生活は自尊心が傷つく
・仕事をしてお金があれば、大好きなゲームができる
など、快を求め、不快を避けるという理由があります。
要人警護のSPが自分の命をかけて要人を守るのは、職業倫理や信念により、そこで逃げてしまうのは、自尊心が傷つくためです。
だとすると、他人を説得する際には、「私は、あなたにこうして欲しい」など、自分の欲求は、ひとまず横に置いておいて、そう行動することが、相手の利益になる、自尊心が満足する、苦痛を避ける結果となる、というようなことを認識させてあげる方が効果がある、ということになります。
では、具体的に、人を動かすには、どのような方法があるでしょうか。
私は、二十代の時、デール・カーネギーの「人を動かす」を読んで、様々な方法を学びました。
これまでに10回以上は読んでいます。
1回、2回では足りません。
まずは、エッセンスをYouTubeで解説しました。
何回かにわけて説明していくので、動画を観てから、読んでみましょう。
ぜひ、ご覧ください。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
話を聞いてもらう方法
2021年04月06日メルマガより
今回のYouTube動画は、
「【交渉・説得の極意】話すより聞くことの重要性。」
ぜひ、ご覧ください。
さて、
相手に聞いてもらいたい話があるのに、聞いてもらえない、という経験をしたことがありますか?
また、交渉や説得の際に、相手が全然こちらの話を聞いてくれない、という経験をしたことがありますか?
話し合いをしている時に、相手が話を聞いてくれないので、「ちょっと最後まで聞いて下さい」と発言したことがありますか?
おそらくあるでしょう。
意見が対立しているから聞いてくれない、ということもあれば、もともと全然他人の話を聞かない人、という場合もあるでしょう。
そんなときは、困ってしまいます。
諦めますか?
できれば、諦める前に一つの方法をチャレンジしてみましょう。
話をする前に、相手にこう言ってみましょう。
「ちょっとアドバイスをもらいたい件があるのですが、聞いてもらえますか?」
「あなたの意見を聞きたいのですが、聞いてもらえますか?」
そうすると、話を聞いてもらえる可能性が高まります。
もし、相手が反対意見を持っているから聞いてくれない、ということであれば、話を聞いた上で、その見解がなぜ間違っているか、あなたを説得するために聞いてくれるでしょう。
もし、相手がもともと全然他人の話を聞かない人なのであれば、自分の認識、自分の考えに閉じこもっているからであり、自分の話を聞きたい、と言ってきている人に対しては、自分の考えを話すために、話を聞いてくれるでしょう。
北風と太陽ではありませんが、嫌がっている人に、無理に何かをさせようとしても、抵抗される可能性が高いものです。
こんな話があります。
男が子牛を小屋に入れようとしていたが、いくら体を押しても牛は足を踏ん張って動こうとしなかった。
そこで、息子にも手伝ってもらい、前から引っ張ってもらったが、ダメだった。
見かねた女中が来て、自分の指を子牛の口にふくませ、優しく子牛を小屋の中に誘導して行った。
男と息子は、口を開けてその様子を眺めていた。
自ら進んで話を聞いてもらうには、どうしたらいいか、考えることが大切だと思います。
ところで、交渉・説得においては、相手の話を聞くことがとても大切です。
その理由をご存じですか?
YouTubeで解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
-
全く異なる視点から物事を見ると・・・
2021年03月30日メルマガより。
今回のYouTube動画は、
「【仕事に誇りを持つ方法】
自己否定から自己肯定感への転換。」仕事が嫌だ、辛い。誇りを持てない。
そんな人は、
ぜひ、ご覧ください。
「パラダイム」という言葉があります。
ある時代のものの見方・考え方を支配する認識の枠組みのことです。
個人にも当てはまります。
これまでの人生で培ってきた色々な偏見によって、私たちは、同じ事象を見ても、人によって解釈が違います。
コロナに対する見方・感じ方も人によって大きく異なることを感じた人も多いと思います。
スティーブン・コヴィー博士の「7つの習慣」の中に、こんな話があります。
彼が地下鉄に乗っている時に、小さな子供達が騒いでいました。
周りの乗客が皆嫌な顔をしていました。
親がいましたが、全く注意しません。
コヴィー博士はいらだち、ついに親に注意しました。
すると、その親は、ようやくその状況に気づき、「実は、1時間ほど前に子供達の母親が亡くなったもので・・・、どうしたらいいのか・・・」
と告白しました。
すると、コヴィー博士は、先ほどのまでの怒りは消え去り、全く違った観点で親子を見るようになった、という話です。
全く違った観点で物事を見ると、全く違った行動をとるようになります。
事情を知る前は、コヴィー博士は、親に対して、子供を注意するよう「行動することを求めました」。
しかし、事情を知った後は、「それは辛いですね。私に何かできることはありませんか?」と、自分が行動することがないか、尋ねました。
パラダイムが転換すると、物の見方、考え方、行動も転換する、ということです。
ということは、このパラダイムの転換を自分の人生にプラスに使わない手はありません。
実は、パラダイムの転換は、自分で意識的に行うことができ、それによって、物事を全く違った見方に変えることができます。
そして、今までネガティブに見ていた物事を、ポジティブへのパラダイムを転換することにより、自己否定感で満たされていた人生を、自己肯定感で満たされた人生に変えることができます。
では、どうすれ良いのか、YouTubeで解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
今回の話は、出典「7つの習慣」(スティーブン・R. コヴィー (著), Stephen R. Covey (原著), ジェームス スキナー (翻訳), 川西 茂 (翻訳)、キングベアー出版)でした。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
習慣化とウィルパワー
2021年03月23日今回のYouTube動画は、
「【意志決定ツール】説得ツールにも使える。現役弁護士が解説。」
重大な決断をする時、重要なのが、感情を排し、
理性で決断すること。
また、メリット・デメリットを全て考慮すること。
どうすればできるのか。
100年以上使われている意志決定ツールをご紹介。
ぜひ、ご覧ください。
さて、このメルマガでは、物事を習慣化する方法について、何度もお伝えしています。
それは、習慣化する、ということがとても難しいからです。
何かを始めようとしても、途中でやめてしまう、習慣化できない、という時、自己嫌悪に陥ります。
物事を習慣化するには、「習慣化できない理由」を知ることも一つの有力な方法となります。
習慣化できない理由を知れば、その原因を取り去ってしまえばいいわけです。
たとえば、あなたが普段運動をしていない、として、
「よし!これからは、週に3回プールに行って泳ごう」
と決意したとします。
しかし、これは間もなく挫折します。
なぜなら、「プールに行く」という行動には、
【意志力】
が必要だからです。
自分の意志を奮い立たせ、今行っている作業を終了させて準備をし、交通機関を使って出かけなければならないためです。
特に夕方や夜など、意志力を使い切ってしまって、意志力を発動することなどできません。
これが、私たちが物事を習慣化できない理由の一つです。
ということは、習慣化したいことがあれば、それを始めるのに意志力が要らないように条件づけることが一つの解決法になります。
私は、夜寝る前に歯を磨きますが、ベッドに行く前に、「何も考えずに」歯ブラシを手に取ります。
意志力不要です。
「ベッドに行く」という行動に条件づけられているからです。
そこで、自分が必ず行う行動の前に、その習慣化したい行動を持ってきて、2つを条件づけると、意志力を使わずにできる可能性がある、ということです。
また、誰か仲間と約束する、という方法もあります。
約束をすると、それは「プールに行かなきゃ」という意志力を使うのではなく、「約束を守らなきゃ」という、より強い自分のアイデンティティの力を使うことになりますので、習慣化しやすい、ということになります。
ドーパミンを出す、というテクニックもあります。
プールに行った日だけ、お酒を飲んで帰ってよい、などとルールを設定すると、泳いだ後に快楽が待っていることがわかるので、プールに行きたくなる、という方法です。
これも意志力を使うのではなく、快に向かって行動をすることになります。
他にもありますが、こんな風に、いかに意志力が使わないようにするか、が、習慣化するコツの一つ、ということになります。
「人は繰り返し行うことの集大成である」(アリストテレス)
YouTubeもご覧ください。
「最強の意志決定ツール(説得もできる)」
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
やり抜く力
2021年03月19日メルマガより。
今回のYouTube動画は、「必ず成功する方法」。
世の中の成功者がいかに「諦めない力」を持っているか。
身にしみて感じます。
元気をもらいましょう。
ぜひ、ご覧ください。
物事を成し遂げるための重要な要素に、
・才能
・やり抜く力
があると思います。
私たちは、成功者を見る時、「ああ、才能があっていいなあ」と思いがちです。
なぜでしょうか。
努力を評価するよりも、才能を評価した方が自尊心が傷つかないためです。
成功者と自分を比較すると、劣等感を感じ、自尊心が傷つきます。
成功の原因が「努力」とするならば、「努力をすれば成功できるのに、努力をしていない自分」を感じ、また自尊心が傷つきます。
そのため、自己正当化するために、成功の要因を才能に求めてしまう、ということです。
「GRIT やりぬく力」(アンジェラ・ダックワース)によると、アメリカの陸軍士官学校で行われた実験では、過酷な訓練に耐えきる人の特性は、入学試験の成績は全く関係がなく、「情熱と粘り強さ」であった、と結論づけられています。
また、ハーバード大学で行った実験では、ランニングマシーンで走らせる実験を行い、その後の人生でどれだけ成功したか、を追跡したところ、「学生時代にランニングマシーンでどれだけ走ったかを見れば、その後の人生における成果を正確に予測できる」と結論づけています。
「やり抜く力」が人生において、いかに大きな力を持っているか、ということです。
確かに、私も弁護士を27年間やってきて、色々な人を見てきました。
仕事一つとっても、
・「この程度でいいや」
・ちょっとやってみて、「やっぱりだめだったか」と諦める
という人と
最後まで諦めずにやり抜く人
とでは、一つ一つの仕事で少しずつ差がついていき、何年もたつと、大きな差となって明暗が分かれる、ということがわかりました。
諦めそうになった時、「もう1回やってみよう」「もう少しだけやってみよう」とチャレンジし、それでもダメだった時「もう1回だけやってみよう」と最後まで諦めない力が重要なのだと思います。
そこで、世の中の成功者は、どの程度のレベルでやり抜いているのかを調べ、YouTubeで解説しました。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
交渉における情報の重要性
2021年03月09日メルマガより
今回のYouTube動画は、「交渉で手に入れたい相手の情報」です。
交渉は、自分の主張を言い通すより、相手の情報を入手する方が有利に進めることができます。
では、どんな情報にフォーカスすればよいでしょうか?
それは、5つあります。
YouTubeで解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
あなたは、今、何か実現したいことがありますか?
給料をアップしたい。
会社を大きくしたい。
子供を勉強するようにさせたい。
人それぞれ。色々あると思います。
そのために必要な力は、何でしょうか?
最も必要となるのは、「説得力」でしょう。
「交渉力」と言ってもいいかもしれません。
多くの場合、何かを成功させるには、他人との関わりは避けられません。
そして、その他人に何かをお願いしたり、自分が望むように行動してもらう必要があります。
そのために必要となってくるのが説得力です。
では、他人を説得するには、何が必要でしょうか。
有名な話にみかんを取り合う姉妹の話があります。
ある姉妹が1個のみかんを取り合っていました。
最終的には、話し合い、平等に半分ずつ分けました。
別の場所にも、姉妹がいて、1個のみかんを取り合っていました。
同じように半分ずつに分けようとしていたとき、姉は妹に尋ねました。
「分けたみかんは、どうやって食べるの?」
妹は答えました。「みかんの皮でジャムを作るの」
姉は、妹に提案しました。
「じゃあ、私の皮もあげるから、実の部分をくれない?」
「本当?嬉しい。いいよ」
そして、姉はみかんの実を1個分食べ、妹はみかんの皮1個分のジャムを作って満足しました。
この交渉がうまくいったポイントは、流ちょうな説得ではありません。
強引な脅しでもありません。
ただ、相手から情報を得ただけです。
それだけで双方が満足する結果を得られています。
交渉や説得では、それほどに情報が重要なものです。
私は、弁護士として、交渉を数多くやってきましたが、交渉においては、自分の主張よりも、質問している時間のほうが長い、といっていいでしょう。
相手から得る情報は、とても重要だからです。
では、どんな情報を得れば、交渉がうまくいくのか。
YouTubeで解説しました。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
簡単に説得力を上げる方法(アリストテレス)
2021年03月01日今回のYouTube動画は、アリストテレス「弁論術」。
大哲学者です。
アリストテレスの「弁論術」には、他人を説得するためのテクニックが全て詰まっています。
ぜひ習得して、説得力のある人になりましょう。
動画で解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
アリストテレスは「弁論術」において、説得の3要素として、
・誰が話すか
・聞き手の感情
・何をどう話すか
を挙げています。
このうち、何をどう話すか、の中に、「大いなる善」というテクニックを紹介しています。
これは、2つの物事があって、どちらも利益があるとするならば、どちらがより大きな利益をもたらすか、という議論をしています。
より大きな利益をもたらす方がより善である、という考え方です。
この大いなる善のテクニックを使って他人を説得した人がいます。
イエス・キリストです。
イエスは、安息日に会堂に行ったところ、そこに片手のなえた人がいました。イエスは、その人を癒そうとしました。
すると、パリサイ人たちは、「安息日に人を癒しても律法違反にならないのか。」とイエスを責めました。
律法では、安息日には、完全に休まなければならない決まりになっています。この律法に違反すると、厳罰に処せられるからです。
ここで、イエスが陥っている立場は次のとおりです。
(1)目の前に片手のなえた人がいて、これを放っておくことは自分の信条に反する。
(2)安息日に仕事をすると、律法違反になり、厳罰に処せられる。
どちらを選んでもパリサイ人たちの攻撃の的ととなり、人々の信頼を失ってしまいます。一見、進退窮まった感じです。パリサイ人たちは、まさにこれを狙っていたのです。
ところが、イエスは次のように言います。
「あなたがたに聞きたい。一匹の羊を持っている人があるとして、もしそれが安息日に穴に落ち込んだなら、手をかけて引き上げてやらないだろうか。
人間は、羊よりもはるかに優れて尊いものではないだろうか。だから、人間を救うことは、羊を救うことよりもより善い行いと言えないだろうか。
したがって、安息日に人間を救うことは善い行いをすることであって許されるのではないだろうか。」
つまり、
(1)安息日であっても、羊を救うことは許される行為である。
(2)羊を救うことも、人間を救うことも、どちらも善い行いである。
(3)人間と羊では、人間の方が優れて尊いものである。
(4)そうすると、より優れて尊い存在である人間を救うことは、羊を救うことよりも善い行いである。
(5)安息日に羊を救うことが許されるならば、人間を救うことはもっと許されてよいはずだ。
「大いなる善」のテクニックですね。
イエスも使った「弁論術」を知っておきましょう。
YouTube動画です。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
五輪書(ビジネス書的に読む)
2021年02月23日メルマガより。
今回のYouTube動画は、「五輪書」
剣豪宮本武蔵です。
五輪書は兵法書ですが、読み方によっては、最高のビジネス書、生きるための指針になります。
なぜか?
動画で解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
日々やることがたくさんありすぎて、テンパってしまうことがあると思います。
そんな時は、どこから手をつけていいのかわからず、同時に色々やろうとして、かえって時間がかかったり、思わぬミスをしがちです。
では、そんなときは、どうしたらいいでしょうか。
「五輪書」にヒントがあります。
宮本武蔵は、吉岡一門と戦った時に、多人数との戦いを経験しています。
「五輪書」の中で、こんな文章があります。
十人が一太刀ずつ斬りかかってきても、その一太刀一太刀を受け流して、あとに心を止めず、次々のあとを捨てあとを拾うならば、十人全てに働きを欠かぬことになる。
もし一人の前に心が止まるならば、その一人の太刀は受け流すことができても、二人目の時は、こちらの働きが欠ける」
つまり、十人の敵がいるときに、十人が斬りかかってきたとしても、分解すれば一太刀ずつであるから、その一太刀ずつをさばいて、一人一人順番に意識を集中すれば、全てさばくことができる、ということです。
物事に当たる時も同じです。
十個のやることがあり、すべてが頭の中にあって色々考えていると、さばききれません。
しかし、やることは十個でも、分解すれば一個ずつのやることなので、一つずつ順番に集中し、その間は他のことは忘れ、一つが終わったらそのことは忘れて次のやることに集中すれば十個全てを完了することができる、ということになります。
このように、「五輪書」は、兵法書ですが、読み方によって、ビジネスや家事など、全てのことに応用がきく素晴らしい書物です。
読んでいない人は、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
その前に、「五輪書」を解説していますので、解説を聞いてから読んだ方が理解がより深まると思います。
ぜひ、ご覧ください。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
もう歳だから、と言わない勇気
2021年02月16日メルマガから。
今回のYouTube動画は、「読書」
間違った読書の仕方をすると、人生を削り取られてしまいます。
大変な損です。
どうしたら、避けることができるのか?
ぜひ、ご覧ください。
あなたは、今、何か始めたいと思っていることがありますか?
あるいは、何か始めたい、と思っていることはありますか?
でも、「もう歳だし」「もう遅すぎる」と思っていますか?
私も五十歳を超えています。
そうなると、どうしても、そう思いがちになります。
しかし、そんな時、私はいつもカーネル・サンダースの話を思い出します。ケンタッキーフライドチキンの創業者です。
知っている人は多いでしょう。
でも、「その話、知ってる」で済ませてしまっては、自分に何の恩恵ももたしません。
批評家になるだけで終わり、自分が成長することはありません。
当時のカーネル・サンダースの置かれた状況に自分を置き換えて、感情移入することによってのみ、自分を奮い立たせることができます。
彼は、ガソリンスタンドの脇で小さなレストランを経営していました。
その地で商売を始めて25年、店は一向に大きくなりません。
このまま生涯を終えるかと思われました。
ところが、お店のある国道から少し離れた場所に、新しいハイウェイができました。
その影響は大きく、レストランの客は激減し、資金繰りが破綻。
店は競売になり、彼は全てを失いました。
その時の年齢は、60歳を超えていました。
最悪の状況です。
「死ぬしかないか・・・・」
この状況を具体的に、自分のこととしてイメージすることが大切です。
しかし、彼は諦めませんでした。
彼は、レストラン経営で作り上げてきたフライドチキンのノウハウでフランチャイズビジネスを展開することを思いつきました。
断られ続けました。誰もが「うまくいかない」「売れるはずがない」と考えたからです。
しかし、彼は、60歳を過ぎた身体で、車に寝泊まりして1000軒を超える店舗を回ったといいます。
その結果、フランチャイズ店舗が増え、瞬く間に世界で1万店を超えるまでになりました。
森ビルの森泰吉郎は、51歳で森ビルを設立して不動産投資を始めるまでは学者だったと言います。
すごい!
マクドナルドを始めたレイ・クロックは、52歳でマクドナルド兄弟とマクドナルドを始めるまでは、ミルクセーキマシンのセールスマンをしていました。
すごい!!
長岡三重子は80歳の時、膝のリハビリのため水泳を始め、その後国内外のマスターズ水泳大会に出場、世界記録を次々に樹立し100歳だった2015年には、女子1500メートル自由形の100~104歳の部で世界で初めて泳ぎ切りました。
すごい!!!
何を始めるにしても、決して遅いことはないと信じます。
今回のメルマガは、自分に宛てて書きました。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169 -
努力は報われない?
2021年02月09日メルマガより
「努力は報われる」
こう言うと、
「努力しても報われないこともある」
と反論する人がいます。
当然ですね。努力というのは不明確な言葉です。
「死ぬほど努力した」と言っても、それが1日1時間の努力の人もいれば、1日16時間の人もいるでしょう。
世界のホームラン王である王貞治は、次のように言います。
「努力しても報われないことがあるだろうか。たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや生きてくるのではないだろうか。それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか」
本人が努力したと感じていても、結果が出ていないのであれば、それは、まだ報われるに値しない努力ではないかと疑う、ということです。
そして、ベートーベンは、次のように言っています。
「努力した者が成功するとは限らない。しかし、成功する者は皆努力している」
つまり、努力というのは、成功という結果が保証されているものではなく、結果を得るための資格に過ぎない、ということです。
努力せずに結果を得ることなどない、ということです。
同じように、「思いは実現する」「思考は現実化する」という言葉があります。
この言葉をスピリチュアルにとらえ、「いくら強く思っても実現しなかった」などと反論する人がいます。
ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」を読んで、
「思いが環境を作る、などあり得ない。貧乏な家に生まれた子は、貧乏を望んだのか!」などと反論する人がいます。
しかし、この反論は的外れです。
「原因と結果の法則」には、そんな趣旨のことは書いてありません。
世の中のシンプルな法則が書かれています。
実は、非情に厳しい現実を突きつけてくる本です。
先ほどのベートーベンや王貞治の言葉と同じ趣旨のことが書かれています。
私は、この本の法則に従って、努力を続けています。
一体、「原因と結果の法則」とは、何なのか?
「原因と結果の法則」の読み方について、YouTubeでお伝えします。
ぜひ、ご覧ください。
メルマガ登録は、こちら。
https://www.mag2.com/m/0000143169