メルマガ | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜 - Part 7
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
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  • 人に好かれる話し方

    2022年11月21日

    今回のYou Tube動画は、

    【人に好かれる話し方】マインドセットと聞き方が9割。弁護士解説。

    人に好かれる話し方というものがありました。

    確かにそう、と納得です。

    動画で解説しました。

    https://youtu.be/_k4SvcYtNEw

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    さて、

    人に好かれる話し方といえば、まずは、心理学を利用しましょう、ということになります。

    すぐに思いつくのは、ロバート・チャルディーニの「影響力の武器」です。

    その中に、他人の好意を獲得する心理法則が書いてあります。

    (1)外見の魅力

    人は、外見が魅力的な人に好意を抱きます。

    したがって、清潔かつ常識的な洋服を着て、髪を整え、女性であれば化粧をきちんとして、肥満であれば減量の努力をします。

    人に好かれたいのであれば、それに見合った努力をする、ということです。

    (2)類似性

    人は自分に似た人を好きになります。

    そこで、相手に対する質問をして、共通点を探します。

    共通点が出てきたら、ただちに「自分も同じだ」として、その話題を深めます。

    そして、また、別の共通点を探します。

    (3)賞賛

    人は、自分を褒めてくれる人を好きになります。

    相手について褒められるところを探し、賞賛します。

    外見、性格、価値観、生き方など、異なる観点から賞賛します。

    (4)接触

    人は、たくさん接触した人を好きになります。

    好意を抱いて欲しい人には、事あるごとに、会うようにします。

    (5)協同

    人は、集団の中で共通の目標の達成を相互に助長し合う過程を経験すると、仲間に好意を抱きます。

    そこで、相手の属するグループに入り、共通の目標を達成するよう、相手を助け、また助けられるようにします。

    以上は、心理学を利用したテクニックになりますが、人に好かれる話し方については、もっと根本的なコミュニケーションのマインドセットが重要となってきます。

    You Tubeで解説しました。

    https://youtu.be/_k4SvcYtNEw

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  • 交渉は友好的に

    2022年11月14日

    交渉する時には、交渉相手と友好的に話した方がいいでしょうか。

    それとも敵対的に話した方がいいでしょうか。

    私は25歳で弁護士になった頃は、交渉は敵対的に行うものだと思い込んでいました。

    強く主張し、相手のウラをかくのが当然だと思っていました。

    しかし、弁護士になって28年、私の経験では、相手と友好的に話した方が交渉がうまく進みます。

    しかも、自分にメリットがある形で。

    そのため、たとえば、交渉相手を事前調査したところ、明治大学出身だとわかれば、

    「明治大学のご出身だそうですね。私もそうです。平成3年卒です。今からの意見調整も、明治魂で、前へ、前へと進めていきましょう」

    などと言ったりします。

    この時、「早稲田大学のご出身だそうですね。私は早稲田大学は落ちてしまったので、大嫌いなんですよ」などとは言いません。

    一気に雰囲気が悪くなり、お互い疑心暗鬼になってしまいます。

    共通点について言及するのは、共通点があると好意を持ちやすいという「類似性の法則」という心理法則を利用したものです。

    交渉を好意的に進める、ということは、相手の意見に同調する、ということではありません。

    理性面では、交渉の対象で自分に最大の利益が帰属することを目指しながら、感情面では好意的に接する、ということです。

    好意的に接することにより、人格に対する攻撃を避け、交渉の対象に集中するためです。

    もし、あなたが敵対的な交渉ばかりをしているようであれば、一度試してみていただければと思います。

  • 許せないは、快感。

    2022年11月07日

    今回のYou Tube動画は、

    【怒り】他人を許せない気持ちから解放される方法。弁護士解説。

    自分が被害を受けたわけではないのに、他人を「許せない」という気持ちになることがあります。

    なぜ、そのような気持ちになるのか、また、どうやったら許せるようになるのか、脳科学の観点から説明ができます。

    動画で解説しました。

    https://youtu.be/nfiw73PRWbY

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    さて、

    ある日、仕事で失敗をし、上司にこっぴどく叱責され、残業した後、くたくたになって電車に乗っていました。

    電車は混んでおり、つり革につかまって立っていると、隣の中年サラリーマンが肘でぐいっと体を押してきました。

    カッとして、押し返します。

    そして、言い合いになり、喧嘩になります。

    東京ではたまにこんな風に喧嘩している人がいます。

    さて、ここで、自分に怒りを生じさせたのは、「誰」でしょうか。

    隣の中年サラリーマンでしょうか。

    答えはノーです。自分に怒りを生じさせたのは、「自分」です。

    こんな場面を考えてみましょう。

    他の日、恋人とディズニーランドに行って、とても楽しい気持ちで電車に乗っていました。

    電車は混んでおり、つり革につかまって立っていると、隣の中年サラリーマンが肘でぐいっと体を押してきました。

    「あっ、邪魔だったかな。」と思い、少しずれました。

    同じ出来事なのに、全く違う感情が湧いてきます。

    その出来事に対し、自分がどのような「意味づけ」をするかで、生じる感情が異なってくる、ということです。

    ここが、怒りの感情のコントロールのスタートラインとなります。

    では、他人を許せない気持ちから解放されるには、どのような方法があるでしょうか。

    You Tubeで解説しました。

    https://youtu.be/nfiw73PRWbY

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  • イチロー選手は習慣化する

    2022年10月31日

    こんにちは。

    弁護士の谷原誠です。

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    さて、

    前回、ちょっとしたことを毎日続ける技術について動画を投稿しました。

    ちょっとしたこと、というのは、たとえば、

    ・英単語の勉強

    ・ストレッチ

    ・読書

    など、それ自体「快」ではない、つまり、ある程度の意志の力を使わなければやらないような自分のためになることです。

    怠惰な心に身を任せていたらやらないようなことです。

    コツは、毎日必ずすることに関連付けること、です。

    先日、ネット記事を読んでいたら、イチロー選手のオリック時代に、専属打撃投手を務めた奥村幸治さんの記事がありました。

    彼は、イチロー選手に質問しました。

    「いままでに、これだけはやったな、と言える練習はある?」

    イチロー選手の答えは、こうです。

    「僕は高校生活の3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。その10分の素振りを1年365日、3年間続けました。これが誰よりもやった練習です」

    これは、毎日欠かさず続けることの大切さを伝えようとするものでしょう。

    しかし、毎日欠かさず続けることが大切なことは誰でも知っています。

    でも、できないんです。

    「どうしたら、毎日続けられるのか」がポイントです。

    そのコツが、「毎日必ずすることに関連付けること」です。

    イチロー選手も関連付けていました。

    「寝る前」がポイントです。

    「さあ、寝よう」という時に、意志力を使わず、無意識にバットを握る習慣をつけることです。

    その前提として、規則正しい生活が前提となります。

    結局、全ては基本に戻っていくことになります。

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  • 物事を継続するコツ

    2022年10月24日

    こんにちは。

    弁護士の谷原誠です。

    今回のYou Tube動画は、

    【続けるコツ】毎日必ずちょっとしたことを続ける秘訣。

    あなたは、何かを始めようと決意して、

    ずっと続けられますか?

    私は、続けられます。

    コツがあるからです。

    You Tubeで解説しました。

    https://youtu.be/woL_6ErmOZI

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    さて、

    筋トレを始めて9年目になりました。

    週に6~7日です。

    私の筋トレは、

    「前回の自分を超える」

    ことを目指して行っています。

    前回、5回なら、今回は6回に挑戦する、という目標です。

    ですから、肉体的な苦痛を伴います。

    今は、筋トレ自体が楽しく、終わった後は爽快で、体調が絶好調なので、楽しく取り組んでいます。

    しかし、はじめのうちは、肉体的にキツイので、「あー、やりたくないなー」と思うこともありました。

    でも、サボること自体が前回の自分に負けることになると考えていました。

    それ自体「快」ではないことを続けるには、強い意志が必要となります。

    それなりの自己コントロール能力が必要となりますが、続けることで、自己コントロール能力も向上していきます。

    しかし、

    ・短時間の英単語の勉強

    ・ストレッチ

    ・読書

    など、ちょっとしたことを毎日続けるには、コツがあります。

    You Tubeで解説しました。

    https://youtu.be/woL_6ErmOZI

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  • 集中力!

    2022年10月10日

    今回のYouTube動画は、

    【集中力】を高めるための3つの実験研究結果。弁護士解説。

    誰でも集中力を高めたいと思っています。

    しかし、いつの間にか他のことを考えていませんか?

    この方法で必ず集中力が高まります。

    実験研究結果です。

    https://youtu.be/whVw26JOAQU

    さて、

    私の仕事は弁護士です。

    常に新しい法律を勉強します。

    できるだけ高い集中力を維持して勉強したいものです。

    裁判の書類を書く時もできるだけ裁判を説得できるよう高い集中力をもっていたいものです。

    本を50冊以上出しています。

    執筆時にはできるだけ高い集中力を維持したいです。

    あなたもの普段の生活の中で集中力を高めたい時があるはず。

    では、どうしたら、集中力が高められるでしょうか。

    私は、とにかく体調を良くすることを心がけています。

    風邪をひいて熱がある状態では集中できません。

    ですから、睡眠時間を確保して、栄養バランスを気にします。

    昔は、忙しい時には、睡眠時間を削って仕事をしました。

    しかし、4時間しか眠らずに仕事をするのと、8時間眠って仕事をするのでは、後者の方が効率よく仕事をすることができます。

    なぜなら、集中力が格段に違うからです。

    次に、精神を安定させます。

    悩みを持たないようにします。集中力を削がれてしまうためです。

    では、どうしたら、悩みをなくすことができるでしょうか。

    悩みを消し去る方法については、以前、この動画で解説しました。

    https://youtu.be/5ETcmchOiVE

    しかし、これらは私の経験と感覚です。

    実際に実験をしてみると、どういう結果が出るでしょうか。

    You Tubeで解説しました。

    https://youtu.be/whVw26JOAQU

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  • 現在バイアス

    2022年09月05日

    こんにちは。

    弁護士の谷原誠です。

    今回のYouTube動画は、

    【交渉術】時間を味方につけて有利に交渉。10万部著者が解説。

    交渉において、時間はとても大きな力を持っています。

    時間を自由に使いこなせれば交渉も有利になります。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/pB86W02EnUI

    さて、

    次のどちらかを選んでください。

    (1)今、10万円もらう。
    (2)1週間後に10万1000円もらう。

    この場合、多くの人が(1)を選びます。

    (2)は、1週間で1%の金利という非常に有利な取引であるにもかかわらずです。

    では、次のどちらかを選んでください。

    (1)1年後に10万円もらう。
    (2)1年と1週間後に10万1000円もらう。

    この場合、多くの人が(2)を選びます。

    同じ1週間に1%という金利であるにもかかわらず、なぜ、このような結果になるのでしょうか。

    これは、行動経済学で「現在バイアス」と言います。

    遠い将来よりも目の前にあるものの方を過大に評価してしまう人間の傾向です。

    小学校の時、夏休み前は、夏休みの宿題を夏休みの前半にやろうと決意しました。

    ところが、夏休みが終わってみると、夏休みの終わりギリギリに宿題をやっていました。

    これも、現在バイアスにより、遊びの方を重視してしまい、宿題を先延ばししていた、というものです。

    このように、私達は、時間の経過に大きな影響を受けています。

    交渉でも、前半は大きな主張の違いがぶつかり合っていても、交渉期限が近づいてくると、お互いが譲歩してうまくまとまってしまうことがあります。

    この交渉期限を自分でコントロールできれば、交渉力が格段に向上します。

    その方法を、

    You Tubeで解説しました。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/pB86W02EnUI

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  • 相手の考えを知る

    2022年08月29日

    今回のYouTube動画は、

    【質問力】相手の考えがわからない時のテクニック。10万部著者が解説。

    相手を説得したいのに全く聞き入れてくれない。

    だったら、この方法を試してみてください。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/QB1DesUcTEs

    さて、

    交渉は、

    ・自分の問題を解決する

    ・自分が得をする

    ・自分がもっとよくなる

    などのために行うものです。

    つまり、「自分(自分の会社、依頼者)のために行うもの」ということになります。

    したがって、交渉中は、常に、自分の利害について考えています。

    たとえば、会社で借りている事務所の賃料を下げて欲しいと思い、賃貸人と賃料減額交渉をするとします。

    そうなると、交渉中は、常に会社の資金繰りや、他の物件を借りた場合に必要となる資金などのことを考え続けることになります。

    それらとの兼ね合いで、賃貸人と合意するかどうかを検討することになります。

    しかし、そもそも交渉が成立する、というのは、自分だけではなく、相手のイエスが必要となります。

    相手がそれなりに納得する内容でなければイエスと言ってはくれません。

    そうであれば、相手の事情を知って、相手がイエスと言うであろう条件を提示することが大切となってきます。

    文章にすると当たり前のことなのですが、弁護士を25年以上続け、多くの交渉をしてきた経験では、多くの人ができていません。

    あなたは、仕事で、家庭で、近所付き合いで、できているでしょうか。

    もし、できていないなら、いい方法があります。

    You Tubeで解説しました。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/QB1DesUcTEs

  • 交渉決裂の時

    2022年08月22日

    こんにちは。

    弁護士の谷原誠です。

    今回のYouTube動画は、

    【交渉術】始めが肝心。提案は先?後?交渉術著者が解説。

    交渉で条件提示を先にすべきか?後にすべきか?

    これ、難しい問題です。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/YzqZSAR2-FU

    さて、

    交渉においては、交渉が決裂した場合にとりうる他の選択肢を持つべき、ということは、何度かお伝えしてきました。

    そうしないと、相手の言いなりになってしまうためです。

    大手自動車メーカーの車に合ったハンドルを製造している会社が、その大手自動車メーカーとしか取引をしていません。

    ある時、大手自動車メーカーから値下げを要求されたとします。

    そのハンドルは、その大手自動車メーカーの車にしか合いません。

    大手自動車メーカーは、他に何社かにハンドルを発注しています。

    この状況で、大手自動車メーカーは、交渉が決裂した場合、他の発注先にハンドルの増産を依頼するという選択肢を持っています。

    しかし、ハンドル製造会社の方が、唯一の取引先を失って、倒産してしまうかもしれません。

    したがって、大手自動車メーカーの要求を受け入れざるを得ない、という可能性があります。

    このような事態を回避するため、常に、他の取りうる選択肢を持っておかなければならない、ということです。

    それともう一つ重要なことがあります。

    それは、

    「常に交渉決裂の覚悟を持つ」

    ということです。

    「この商品は何が何でも欲しい」

    「この家が気に入った。どんなことをしてでも手に入れたい」

    このように交渉の対象に執着し、他の選択肢が考えられない状態になってしまい、それが相手に伝わってしまうと、やはり、相手の言いなりにならざるを得なくなってしまいます。

    したがって、私達は、交渉をする場合には、常に、交渉決裂の覚悟を持っていなければならない、ということになります。

    以上は、交渉の最終場面です。

    交渉の最初の場面も極めて重要です。

    その一つが、条件提示は先にした方が有利になるのか、後にした方が有利になるのか、という点です。

    You Tubeで解説しました。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/YzqZSAR2-FU

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  • 交渉での目配り

    2022年08月15日

    今回のYouTube動画は、

    【交渉術】相手に錯覚させるテクニック。交渉術著者が解説。

    交渉で有効なテクニックに「良い刑事、悪い刑事」というものがあります。

    2人で行うものです。

    しかし、実は、これを1人でできるテクニックがあります。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/4tIExjB-MGw

    さて、

    ある相続事件で、こんなことがありました。

    相続人は姉妹であり、特に仲が悪いわけではありませんでしたが、妹の方が調停を申し立ててきました。

    そこで、姉は私に弁護を依頼してきました。

    何回か、調停期日が開かれ、調整が行われました。

    妹は本人が出頭してきており、物わかりが悪いようには見えません。

    ある調停期日で、合意が成立しそうになりました。

    しかし、妹は、最後によく考えたいといって、結論を保留にしました。

    そして、次の期日において、妹は、合意できない、と言って、結論をひっくり返してきました。

    そんなことが何度も起こりました。

    何が起こっているのでしょうか。

    実は、妹は、調停期日が終わると、自宅に帰って、夫に相談し、夫が頑強に意見を言うので、妹は調停をまとめたくても、まとめることができないでいたのでした。

    弁護士をしていると、このような状況になることは、よく経験します。

    つまり、交渉において、交渉当事者だけを見ていると、うまく交渉がまとまらないことがある、ということです。

    交渉相手の背後には、配偶者がいたり、上司がいたり、弁護士の場合には依頼者がいたりします。

    その意見によって、交渉相手の態度が変わることもあります。

    したがって、交渉する時は、交渉相手だけを見るのではなく、交渉相手の置かれている環境にも目を配ることが大切であり、交渉相手が背後にいる者を説得できるよう配慮していくことも必要になる場合がある、ということです。

    さて、今回の動画は、複数人が参加する駆け引き型交渉でよく登場するテクニックを一人でやってしまう、という方法です。

    簡単に使うことができます。

    もしかしたら、あなたも無意識に使っているかもしれません。

    You Tubeで解説しました。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/4tIExjB-MGw

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