弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜 - Part 42
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    ストレスに対処する

    2024年09月20日

    こんにちは。

    弁護士の谷原誠です。

    あなたは、普段、イライラしてストレスがたまっていませんか?

    「仕事で帰り際に上司から急ぎの仕事を頼まれる」
    「夫婦間で家事の分担が不公平だ」
    「子供が勉強しない」
    「恋人・友人にメッセージを送っても返信がない」

    ストレスがたまると、病気のリスクが高まり、不安やうつに繋がりやすくなり、集中力が低下し、睡眠障害の可能性が高まるなど、多くの弊害があります。

    そこで、今回は、ストレスを低下させる簡単な方法をご紹介したいと思います。

    1 深呼吸

    その場ですぐに行えるストレス対策は、深呼吸です。

    アメリカのペンシルベニア大学の研究で、テスト期間中の学生のストレスを減らす対策を調べたところ、ポジティブシンキングやタイムマネジメントなどを抑え、「深呼吸」が堂々の1位となったそうです。

    ストレスを感じると、人間の呼吸は早く浅くなります。

    そこで、深呼吸により、その自然の状況に介入することで、認知的不協和解消理論により、身体の状態に心の状態を一致させるという手法です。

    2 自然音を聴く

    次に受動的な方法として、スマホで自然の波の音、川の音、森の音などをすぐに聴けるように準備しておき、ストレスを感じたら、すぐに自然音を聴く、という方法があります。

    イギリスのサセックス大学の実験で、学生に「自然音」「人工音(車の音など)」を聴かせた上で、ストレス度をチェックしたところ、自然音を聴いた学生は、副交感神経が活性化してリラクゼーション反応が大きかったそうです。

    3 エクスプレッシブ・ライティング

    最後は能動的な方法で、意志力が必要となります。

    ストレスを感じたら、その時の感情や思考を包み隠さず書き記す、というものです。

    これまでに多くの研究があり、不安やストレスへの効果が広く認められている、ということです。

    心配や不安は、常に頭から離れないものですが、ストレスの素を書き出すことで、いったん心配事を棚卸しすることができ、そこから離れることができるということです。

    ここで、他人に対する愚痴などの場合、ブログやSNSに書き出すことは、私個人としてはおすすめしません。

    なぜなら、ブログやSNSは他人に開示され、他人に対し、ネガティブな影響を与えるためです。

    スマホのメモなど、自分だけが見ることのできる媒体に書き出すことをおすすめしたいと思います。

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