アイデアを出す新しい方法
以前に、ビジネスなどアイデアを出す際に、創造性の高いアイデアを出すには、とことん粘り抜いて考え抜くことが大切である、という心理学者のブライアン・ルーカスの実験を紹介しました。
それは、創造的なアイデアを出す際、何回かのラウンドに分けたところ、第一ラウンドで出し切った後より、第二ラウンドの方が創造性が高かった、というものです。
確かに、私の経験上でも、そのようなことがあります。
しかし、これと異なる経験もしています。
古くから言われる「三上(馬上・枕上・厠上)」というものです。
今、ここ、から離れるマインドワンダリング状態のことです。
一生懸命机の前で考え続けるのをやめ、お風呂などでぼーっとしている時にふと新しいアイデアが湧いてくるような経験です。
2012年、認知心理学者のベンジャミン・ベアードらは、レンガ、爪楊枝、ハンガーといった物体の珍しい使い道を見つける能力を実験しました。
アイデア出しの間には、休憩を入れ、その休憩中、異なるタスクを要求しました。
そのタスクとは、
・記憶力を駆使するタスク
・単純な反応を繰り返す退屈な作業
・椅子に座って静かに休む
・作業をやり続ける
というものであり、このうち、「単純な反応を繰り返す退屈な作業」のグループが最もクリエイティブだったという結果が出たそうです。
この研究結果を応用するのであれば、創造的なアイデアを出そうとする時は、まず、集中し、粘りに粘って考え抜きます。
そして、限界まできて、思考が堂々巡りになったら、休憩し、洗濯物をたたむなど、単純で退屈な作業を行います。
もしからしたら、靴下をたたみながら、創造的なアイデアが湧いてくるかもしれません。
そう考えると、日常のあらゆる活動は、無駄になっていないかもしれない、ということです。
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