弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    誰の役に立っているか?

    2026年03月16日

    毎日の仕事の中で、どうしてもやる気が起きない、目標達成へのプレッシャーに押しつぶされそうになる。そんな経験はありませんか?

    私たちは、他人や自分にやる気を出させようとする時、しばしば「報酬」や「昇進」など、利益を使おうとします。

    しかし、その燃料は、長続きしません。

    報酬に慣れてしまうためです。もっと頑張るには、もっと利益を与えなければならなくなってしまいます。

    苦しい時、自分のためだけに歯を食いしばれる人間は、意外と少ないものです。

    では、枯渇しない燃料とは何でしょうか?

    ペンシルベニア大学ウォートン校の組織心理学者、アダム・グラント教授が行った実験があります。

    大学の寄付金募集を行うコールセンターは、卒業生に電話をかけ続け、寄付を断られ続けるという、精神的に過酷で離職率の高い職場でした。

    グラント教授は、オペレーターたちをある条件のもとでグループ分けしました。

    一つのグループには、集められた寄付金によって奨学金を得ることができた一人の学生と、わずか5分間だけ対面させました。

    学生は「皆さんのおかげで学業を続けられています」と感謝を伝えました。たったそれだけのことです。

    しかし、その後の1ヶ月で起きた変化は劇的でした。

    学生と対面しなかったグループの成績が変わらなかったのに対し、対面したグループのオペレーターたちは、電話をかける時間が平均142%増え、なんと獲得した寄付金額が平均171%も増加したのです 。

    前後で違ったのは、「自分の仕事が、具体的に誰を救っているのか」を肌感覚で理解した点です。

    頭脳労働の場合、普段、数字や書面、PCの画面と向き合って仕事をしています。

    工場労働の場合、工場の機械などと向き合って仕事をしています。

    そこには、具体的に助かっている生身の人間はいません。

    私のように弁護士であれば、依頼者を救っていることはわかりやすいです。

    しかし、わかりにくい仕事であったとしても、その向こう側には必ず「生身の人間」がいます。

    実際に会うのが最も効果がありますが、想像するだけでも効果があるでしょう。

    その想像力が、あなたの限界を突破する強力な武器になるはずです。

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