弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    会議で正解にたどり着かない場合は・・・

    2024年07月15日

    社会に出ると、会議をする機会が増えるのが通常です。

    1人で考えるよりも、複数人で議論しながら結論を出した方が正しい結論になりそうです。

    ところが、実際には、そうでもないらしいです。

    こんな実験です。

    5人グループに課題を解いてもらいました。

    この場合、グループ内の正解者の人数によって、どの程度グループが正解にたどり着くか、という実験です。

    5人中、4人が正解者の場合には、さすがに100%正解率になったそうです。

    そして、正解者が5人中1人の場合には、77%の正解率だったそうです。

    グループの中に正解者がいるにもかかわらず、正解にたどり着けないということです。

    これは、「プロセス・ロス」といいます。

    プロセス・ロスとは、集団により話し合う場合に、メンバーの素質が十分に発揮されず損失が生じることをいいます。

    また、他の人への依存性や自分が間違っているかもしれないため、発言を控える、というようなこともあるでしょう。

    つまり、会議を有効なものにするためには、1人だけが話していてはだめで、メンバー各自の素質を発揮させるよう議長がコントロールする必要があるということになります。

    そのためには、1人だけが発言しているような場合には、その発言を制限し、他のメンバーが発言しやすいようにし、場合によっては指名して発言させる等の工夫も必要となります。

    これは、家庭内で何かを議論したり、決定したりする場合も同様です。

    家庭内で権力を持っている人だけが発言せず、各メンバーに意見を言うよう促すなどの工夫が必要となります。

    会議の議長になる機会がある人は、気をつけましょう。

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