弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    水が不足すると、脳はこうなってしまう。

    2025年06月30日

    今回は、脳と水の関係です。

    脳の約80%は水分で構成されているとされており、水分が不足すると、脳機能に異常をきたします。

    脳の水不足には、例えば、以下の悪影響があります。

    ・軽度の脱水(体重の1〜2%の水分損失)でも、注意、実行機能、短期記憶、長期記憶の想起、精神運動能力といった認知機能が低下する。

    ・集中力が低下する。

    ・反応時間が遅延する。

    ・感情が悪化(イライラ、疲労感、不安感など)する。

    ・脳活動の効率が低下する。

    ・認知症リスクの可能性がある。

    これは、避けなければなりませんね。

    特に、それほどの労力なしにこれらの悪影響を防ぐことができるのに、そうしないのは、人生の多大なる損失となります。

    そこで、毎日、適切に水分を摂取する必要があります。

    1日の推奨水分摂取量は、男性約3.7L、女性約2.7Lであるとされています。

    もちろん、個人差がありますし、気温によっても異なるので、一応の目安です。

    効果的な水分補給の方法としては、以下が挙げられます。

    ・喉が渇く前に水分を摂取する(喉が渇いてからでは遅い)。

    ・食事の際の水分摂取を心がける。

    ・尿の色が濃い時は、水分が不足している可能性があるので、水分を摂取する。

    ・汗をかいたら、多めに水分を摂取する。

    ・アルコールやカフェインには利尿作用があること、アルコール分解に水分が必要であることから、これらを飲んだ時は、多めに水分を摂取する。

    ・睡眠中に水分が失われることから、就寝前に水分を摂取し、起床後多めに水分を摂取する。

    これらは、たいした労力を必要としませんが、注意すべきは、意識的に行わないと、実行できない可能性が高い、ということです。

    何も考えないで過ごしていると、喉が渇いて始めて水分を摂取することとなり、脳の水不足が生じる可能性がある、ということです。

    そして、特に外的なストレスがないのに、なぜかイライラしたり、集中力が低下したり、ということが生じる可能性がある、ということです。

    このようなことは本当にもったいないです。

    私は夜、飲酒をしますが、意識的には水分を摂取せずに就寝してしまい、朝、大量に水分摂取しています。

    自戒の念も込めて、あえてメルマガでお伝えさせていただいた次第です。

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