弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    努力しても伸びない人に欠けている「質」とは

    2026年04月06日

    こんにちは。弁護士の谷原誠です。

    私たちは、成功し続けることなどできません。

    必ず失敗します。

    しかし、失敗した後、取る行動は、人によって異なります。

    そして、その後、成功する人もいれば、諦める人もいます。

    この違いについて、考えてみましょう。

    スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック教授による「マインドセット研究」があります。

    ドゥエックは、人の思考の枠組みを大きく二つに分けました。

    ・固定マインドセット

    ・成長マインドセット

    固定マインドセットの人は、能力は生まれつき決まっていると考えます。

    そのため失敗を、「自分の限界の証拠」として受け取ります。

    一方、成長マインドセットの人は、能力は努力や工夫によって伸ばせると考えます。

    失敗は、「改善点が見つかったサイン」になります。

    エジソンが言っている、
    「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
    というアレですね。

    この成長マインドセットを持っていると、

    ・失敗後も挑戦を続ける
    ・フィードバックを歓迎する

    ことになりますので、当然成功しやすくなる、ということです。

    では、とにかく挑戦を続ければいいのか、というと、そうではありません。

    ドゥエック教授は、「間違った努力は成長につながらない」述べています。

    努力の
    ・量
    ・質
    の両方を求めなければならない、ということです。

    この「質」を求める際に参考になるのが、心理学者アンダース・エリクソン教授による「意図的練習」の研究です。

    エリクソン教授は、音楽家、アスリート、医師、チェスの名人など、さまざまな分野のトップレベルの人々を調査しました。

    そこで分かったのは、才能やIQよりも、「どのような練習をしてきたか」が決定的に重要だという点でした。

    意図的練習とは、以下のようなものです。

    ・具体的な弱点に焦点を当てる

    ・少しだけ難しい課題に取り組む

    ・フィードバックを得る

    ・うまくいかなかった点を修正する

    これらの点に集中し、大量の努力を続けることが成功への近道になる、ということでしょう。

    そう考えた上で、エジソンの言葉を読むと、量と質の両方が含まれていることに気づきます。

    「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

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