「答えにくい質問」を「答えやすい質問に」 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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「答えにくい質問」を「答えやすい質問に」

2020年09月14日

今回は、答えにくい質問についてです。

「実は、今、悩んでいるんです。どうしたらいいと思いますか?」

この質問に的確に答えられる人は、超能力者です。

どんなことに悩んでいるのか?

何が問題なのか?

など、質問の前提が全くわからないためです。

では、これは、どうでしょうか。

「実は、今、人間関係に悩んでいるんです。どうしたらいいと思いますか?」

人間関係で悩んでいるのは、わかった。でも、どんな人間関係に悩んでいるのかがわからないので、やはり、答えられません。

質問している方は、自分の問題なので、わかっています。

そして、自分ではわからないので、相手に質問をしています。

しかし、質問された側は、質問者の質問の前提がわからないので、質問にどう答えていいか、わからないのです。

以上は、大げさな例ですが、会社で働いている人は、次のような場面に遭遇したことは、ないでしょうか?

「課長、今日、取引先のみらい製作所様を訪問したのですが、社長様から、『実は、御社以外の製品も検討している』と言われてしまいました。どうしたらいいでしょうか?」

課長は、この質問に的確に答えられるでしょうか?

おそらくは、答える前に、「他社製品も検討している理由は何だ?」「何か当社製品に不満があるのか?」など、前提事実を確認されるでしょう。

そうしないと、何をすべきかを検討することができないからです。

答えにくい質問、ということです。

この質問は、どこが問題なのでしょうか?

また、どうすれば、この事態を防ぎ、いい質問をすることができるでしょうか?

「答えにくい質問」を「答えやすい質問」にする方法。

YouTubeで、わかりやすく解説しました。

ぜひ、ご覧ください。

https://youtu.be/_034mbDmCLQ