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あと一歩を。。
2024年01月29日弁護士の仕事は、「これで十分」というものがありません。
民事事件で言えば、
・依頼者の話をどこまで詳しく聞くか
・証拠をどれだけ集め、どこまで読み込むか
・法律や判例をどこまで調べるか
・訴状や準備書面などの文章をどこまで練るか
・証人尋問の質問内容や順番などをどこまで詰めるか
など、やろうと思えばいくらでもできてしまいます。
そして、時間を使えば使うほど、良い結果に結びつきます。
しかし、私達は怠惰にできています。
勉強もそう。仕事もそう。
どこかで「これでいいや」となりがちです。
成功する人は、ここが違います。
多くの鉱山を経営し、「鉱山王」と呼ばれた古河市兵衛は、「成功に極意はない。私の場合は、ただ他人が掘ったあとをもう一間ずつよけいに掘っただけだ」と言っています。
ほんの少しでも他人より努力することを続けるだけで大きな差が出る、ということです。
吉田松陰は、次のように言っています。
「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」
自分の怠惰と向き合い、あと一歩の努力を続けたいと思います。
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量が質を凌駕する。
2024年01月22日私達は、失敗を恐れ、始めから完璧で失敗のない方法、作品、商品を選択しようとします。
しかし、その結果は、どうでしょうか。
完璧な方法などはなく、何らかの欠陥、失敗があります。
では、どうすればいいでしょうか。
こんな実権があります。
陶芸クラスで、生徒を2つのグループに分け、一方は作品を「量」で評価し、他方は作品を「質」で評価すると告げられました。
量のグループは、作品を多く出すほど評価されることになりますので、多数の作品を提出しました。
質のグループは、作品を1つだけ提出しました。
その結果は、質の高い作品を提出したのは、「量」のグループだったそうです。
質のグループは頭で考えてばかりいて、試行錯誤をしませんでしたが、量のグループは、試行錯誤し、失敗をし、そこから学んで改良を加えていった、ということです。
ピカソは2000点以上の絵画を残したと言われていますが、現在高い評価を得ているのは、その中のいくつかです。2000点の全てが高い評価を得ているわけではありません。
モーツァルトは600以上の作曲をしたと言われていますが、やはり、その全てが高い評価を得ているわけではありません。
世の中の動きを「毎回」正確に言い当てる人はいません。
テレビの解説者は、たいてい後付けで理由をつけて解説しているだけです。
私達は、世の中のことをわかっているつもりですが、実は、ほとんどわかっていません。
自分の無知からスタートしなければなりません。
ですから、いい仕事をしようとしたら、いい作品を作ろうとしたら、完璧を待たずに、すぐに動き、テストし、試行錯誤し、失敗し、そこから学んでいくことが大切だと思います。
私も、もう中高年ですが、その精神で進んでいきたいと思います。
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誤りを認められるか
2024年01月15日あなたは、自分が絶対に正しいと信じていたことについて、自分が間違っていたことが明らかになった場合、それを認めることができるでしょうか。
これは、なかなか難しい問題です。
あるカルト集団の教祖が、1954年12月21日に大洪水が発生して夜中に宇宙船が現れ、信じる者だけを救ってくれる、という予言をしました。
信者達は、この予言を信じて、教祖と共同生活を送っていました。
ところが、同日になっても、宇宙船は現れませんでした。
信者は、どうなったか。
「教祖の予言ははずれた。神とコンタクトできていないのだ」と悟ったでしょうか。
実は、そうはなりませんでした。
信者達は、より一層教祖を信じるようになり、「神は第二のチャンスをくれた。私達が世界を救った」などと考えるようになったそうです。
つまり、予言がはずれた時、それによって「自分の考え」を変えるのではなく、「事実の解釈」を変える方法を選んだ、ということです。
「自分が間違っていた」とは考えず、「予言がはずれたということは、神がチャンスをくれたのだ」と解釈を変えた、ということです。
この様子を観察していたのが、心理学者のレオン・フェスティンガーです。
なぜ、自分が間違っていたことを認められないか、というと、自尊心が傷つくからです。
自己否定につながってしまうからです。
一度ある主張をした場合に、後で間違いに気づいてもなかなか撤回できないのと同様です。
しかし、自分の間違いを認めなければ、正しい判断ができませんし、誤った信念に基づいて行動している時間を浪費していることにもなります。
勇気を持って、自分の誤りを認めることができる人間になりたいものです。
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他人のために限界を超える
2024年01月08日私達は、普段、自分の限界を超えようとする場面はほとんどありません。
私は筋トレが趣味なので、毎回、自分の限界を超えようと頑張っていますが、それ以外の場面ではほとんどありません。
仕事で自分の限界を超える、勉強で自分の限界を超える、家事で自分の超える、こんな場面はほとんどないでしょう。
それに対して、スポーツ競技においては、多くの選手が自分の限界を超えようと日々努力しています。
そして、それに成功した選手が優勝や金メダルを手にします。
では、自分の限界を超えるためには、どんな心理状態が必要なのでしょうか。
これについては、スポーツの優勝者、金メダルを獲得した選手達のコメントが参考になります。
彼らの多くは、「自分のために頑張りました」とは答えません。
2015年の1500メートル走で大会記録を樹立したアシュトン・イートンは、「どこかでソファに座っている子供が、大会記録を破るぼくの姿を見て、自分も何かをやってやろうと思うんじゃないか」と答えています。
2022年東京オリンピック、競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した池江璃花子選手は、「このメダルは、私の努力だけでなく、多くの人の応援のおかげです。本当に感謝しています。」と答えています。
多くの優勝者は、他の誰かのおかげであるとコメントしています。
私は、かつて、これは建前だ、周りから助言されたんだ、と思って聞いていました。
しかし、実は、そうではない、と思います。
自分のためだけでは、大きな力を発揮することはできないのではないか、誰か他の人のために頑張るからこそ、自分の限界を超えられるのではないか、ということです。
だから、大きな力を発揮し、優勝できたのではないか、ということです。
この点は、今後、誰かが研究で明らかにしてくれると思います。
ペンシルベニア大学ウォートン校の研究者達は、病院の便器や床を掃除する仕事の人達に、「あなた達が病院を清潔に保ってくれるおかげで雑菌の繁殖を最小限に抑え、抵抗力の弱い患者たちが守られているのだ」と話したところ、仕事に対する満足感がアップしたといいます。
私達も、つまらないこと、辛いこと、限界を超えたい時、などには、自分のことだけでなく、他人のため、他人の役に立っているのだ、と考えることにより、モチベーションをアップさせることができるのではないか、と思います。
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片付けのマインドセット
2023年12月25日こんにちは。
弁護士の谷原誠です。
これから大掃除に取り掛かる人もいると思います。
その時に役立つ情報です。
「プロスペクト理論」というものがあります。
これは、利益を得るよりも、損失を回避する方を選ぶという人間の傾向をといいます。
行動経済学の概念で、ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーが提唱しました。
プロスペクト理論の一つと位置づけられたものの中に「保有効果」があります。
これは、自分の所有物を実際の価値よりも高く見積もったり高い評価をしてしまうことで所有する前とあとでモノに対する価値観が変わってしまう心理です。
この結果、自分の所有物を捨てることに抵抗を感じることになり、家の中が物で溢れ返ることになります。
部屋を整理しようとして、物を一つずつ手に取ると、捨てるのがもったいないと感じるようになります。
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」は、大ベストセラーになりましたが、この片づけ方法は、実は、保有効果による影響を回避する手法が採用されています。
その手法は、簡単に言うと、「心がときめくモノだけを残し、あとは全部思い切って手放す」というものです。
しかし、この行動の前に極めて重要なステップがあります。
それは、例えば、洋服を片付ける際には、「家の中の全て洋服を引っ張り出して一箇所に集める」という行動です。
自分がクローゼットに行って、しまってある洋服を一つずつ触る方法では、「手放すかどうか」と考えて保有効果が働いてしまいます。
しかし、家の中の全て洋服を引っ張り出して一箇所に集めると、その時点で、一旦「手放し」たことになり、その中から「ときめく洋服だけを保有する」という思考に切り替わります。
その結果、保有効果が働かなくなる、というメカニズムです。
ですから、こんまりさんの方法をやってみる時には、そのとおりに行う必要がある、ということです。
この保有効果が強力ですので、
・モノを整理する時
・誰にモノをあげる時
・モノを売却する時
・モノを捨てる時
などの場合には、一旦、そのモノを手放すよう思考のフレームワークを転換することが望ましい、ということになります。
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約束を守らせる
2023年12月18日「約束を守る最も有効な方法は、決して約束しないことだ。」(ナポレオン・ボナパルド)
それほど、約束は破られるものだ、ということです。
軽い約束で、破られても何の影響もない、ということだったらいいのですが、ビジネスに直結する約束は破られると売上にも影響してしまいます。
ある病院が、患者が予約をしたものの、予約を勝手に破って困ったことから、ある企業に相談しました。
そこで、その企業が患者に予約を守らせるための方法を開発する実験を行います。
その実験では、患者が予約をする際に、「予約の日時を患者に復唱させる」という方法を試してみました。
その結果、予約を守らない患者の割合が、「3.5%」減少したそうです。
ちょっと微妙ですね。
そこで、次の実験では、患者が予約をする際に、「登録番号が必要となりますので、メモをしてください」と言って、紙に、例えば「24383」などの登録番号をメモしてもらったそうです。
この結果は、どうだったでしょうか?
予約を守らない患者の割合は、「18%」減少したそうです。
かなりの減少です。
実験を行った企業では、この実験において、約束を守らせるための方法は、「相手にひと手間かけさせること」であると解釈しました。
手間をかけさせればかけさせるほど、約束を守る確率が上がる、ということです。
これは日常生活にも簡単に応用できそうです。
約束を守って欲しかったら、その場で何かを書かせたり、「今日、どこそこに行ってアレを買って明日持ってきてくれる?」と頼んだり、何らかの手間をかけさせる、ということです。
ただ、日常生活では、約束を破られても動じない自分を養っていくことの方がもっと重要だったりします。
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ストレスに対処する
2023年12月11日現代社会は、ストレス社会です。
膨大な仕事に対するストレス、上司に対するストレス、家庭生活でのストレス、友人関係でのストレス、ママ友との人間関係でのストレス、将来への不安に関するストレス。
他人と関係しないところでも、家の柱に足の小指をぶつけて激痛が走り、それ以後ずっとイライラしてしまうかもしれません。
ストレスに対処する方法は色々ありますが、その一つが瞑想です。
「瞑想」と聞くと、とたんに偏見から、神秘的なもの、あやしいもの、単なる思い込みだ、などと無意識に反応する人がいるかもしれません。
しかし、瞑想をすることによって、「意識の切り離し」ができるようになります。
こんな実験があります。
ウィスコンシン大学マディソン校の研究者たちは、瞑想の初心者と瞑想の熟練者の各グループの被験者の足にそれぞれ高温のワイヤーをあててやけどを負わせ(ひどいっ!)、その後、MRIで脳の反応を観察しました。
すると、ワイヤーをあてられた時には、両グループとも「熱い!」となり、同じ反応だったのですが、その後、瞑想の初心者はずっとストレス反応を出し続けたものの、瞑想の熟練者はストレス反応がなくなった、ということです。
ここからは、私の解釈です。
瞑想の初心者は、ストレスと自分の意識が一体化してしまっており、ストレスに振り回されていたにもかかわらず、瞑想の熟練者は、ストレスと自分の意識を切り離し、やけどで肉体的不快感はあるものの、ストレスからは開放されていた、ということです。
なぜ、瞑想により「意識の切り離し」ができるか、というと、瞑想そのものがその訓練になっているからです。
瞑想も色々やり方がありますが、例えば、ローソクの炎に集中する、呼吸に集中する、などの方法があります。
これは、雑然と頭に湧いてくる仕事のことや過去のこと、将来のこと、などを切り離して、目の前のことに集中する訓練になります。
その訓練を続けていると、自分の精神状態を客観的に観察することができるようになり、ストレスを感じた時には、「あっ、ストレスを感じているな」、怒りを感じた時には、「あっ、怒りを感じているな」とその感情を切り離して観察することができるようになるからではないかと考えています。
その結果、ストレスをコントロールすることができる、というわけです。
ということは、この訓練は、瞑想でなくてもいいわけで、中国武術の立禅でも、ヨガでも、日常の雑念を切り離して何かに集中する作業であれば、いい、ということになります。
ちなみに、私の場合は、筋トレです。(キリッ!)
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後悔しないために
2023年12月04日あなたは、これまでに後悔したことがあるでしょうか。
ほとんどの人は、何らかの後悔をしたことがあるでしょう。
では、その後悔は、
(1) 何かをしてしまった後悔でしょうか。
(2) 何かをしなかった後悔でしょうか。
実は、「後悔」には、この2種類があるそうです。
そして、たいてい、どちらの後悔もしているはずです。
では、どちらの後悔の方が大きいのでしょうか。
それは、(2)何かをしなかった後悔、の方が後悔が大きいそうです。
何かをしてしまった後悔は、その一点について後悔するだけですが、何かをしなかった後悔については、「もし、~をしていたら」などと、無限に思考が広がっていくことが原因と考えられます。
後悔について研究をしているニール・ローズ博士によると、人間は、必ず後悔するものだと言います。
そうであれば、行動を起こして後悔した方が精神的ダメージが少ないことになります。
私達は、今までに、無数の失敗を繰り返し、「どうせやっても無駄だろう」などという思考に邪魔をされ、行動を起こしにくくなってしまいます。
これを学習性無力感と言います。
また、失敗すると後悔するので、成功の保証がないことについては、なかなか行動を起こしにくくなっています。
しかし、失敗した後悔よりも、行動を起こさない後悔の方が大きい、ということであれば、思い切って行動を起こした方が良い、ということになりますね。
終末期医療の専門医である大津 秀一さんが書いた「死ぬときに後悔すること25」の中にも、「自分のやりたいことをやらなかったこと」というものが出てきます。
もし、あなたが今、何かをやりたくても行動を起こせないでいるならば、死ぬときに後悔しないよう、すぐに行動を起こすことをおすすめします。
「我、事において後悔せず」(宮本武蔵)
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セルフ・バインディング
2023年11月20日あなたは、今、何かに依存しているでしょうか。
これは、「誰かに」ということではありません。
例えば、
・1時間スマホを触らないのは耐えられない。
・1日中ゲームをやってしまう。
・気づくと甘いお菓子を食べている。
など、行動の依存のことです。
「やめたくてもやめられない」という状況に陥っているか、ということです。
南カリフォルニア大学の研究によると、41%の人が、過去1年間に少なくとも1つの行動に依存していた、ということです。
ですから、このメルマガの読者の半分に近い人が、何らかの行動に依存していることになります。
ある行動に依存してしまうのは、ドーパミンが関係していると言われています。
ある行動をしたことでドーパミンが分泌されて快楽を感じるため、よりその行動を求めるようになるということです。
このような依存状態を解消する方法はあるのでしょうか。
以前、動画で行動をやめるための方法を取り上げました。
それは、1つめは、行動のヘルプを取り除く、2つめは、動機付け条件を取り除く、3つめは、行動のハードルを高くする、ということです。
今回は、また違った切り口を取り上げます。
スタンフォード大学医学部教授のアンナ・レンブケ先生の著書「ドーパミン中毒」を参考にします。
1つ目は、物理的な隔離です。
スマホの場合は、別の部屋に置く(私が何年も採用している方法でもあります)、アプリをインストールする、などの方法です。
2つ目は、時間の制限です。
スマホの場合は、午前中は一切触らないようにする、などの方法です。
ゲームでは、夜20時からしかやらない、などの方法です。
3つ目は、ジャンルの制限です。
依存しているジャンルから自分を遠ざける方法です。
ゲームの場合は、ゲーム関係のテレビ番組、映画、ニュースなど、ゲームに関する情報を遮断します。
スマホ自体のジャンルを制限するのは難しいかもしれませんが、スマホの中ではまっているアプリに関する情報を遮断します。
以上のような方法をセルフ・バインディングというそうです。
もし、あなたが何かにはまって依存しているようであれば、試してみていただければと思います。
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刺激の前にポジティブに。
2023年11月13日以前に、自分が体験する出来事は、ポジティブにもネガティブにも捉えることができることについて、心理学の実験をご紹介しました。
しかし、理屈ではわかるけれども、実際には難しいよ、という人もいるでしょう。
では、どうすればポジティブに考えることができるのか、についてお伝えしたいと思います。
ご紹介した心理学の実験は、以下のようなものです。
心理学者のラザルス氏は、次のような研究を行いました。
被験者を4つのグループに分けて、ショッキングな映像を見せました。
ただ、その前に、それぞれにグループに次のような前置きを伝えています。
これから視るのは、
・苦痛を与える映像
・喜びにつながる映像
・文化を観察するための映像
・前置きなし
すると、ショッキングな映像を視てストレスが大きかったのは、
・苦痛を与える映像
・前置きなし
のグループでした。
反面、次のグループは、ストレスが低かったのです。
・喜びにつながる映像
・文化を観察するための映像
つまり、私達が体験する出来事は、私達がそれをどう捉えるかによって私達の精神に与える影響が違ってくる、ということです。
今回、お伝えしたいのは、映像を見せてから前置きを伝えたのではなく、映像を「見せる前に」前置きを伝えている、という点です。
ある出来事を体験した場合には、その体験のプロセスにおいて、すでに自分の中でポジティブあるいはネガティブな捉え方が形成されてしまいます。
ある刺激があったら、それに対して無意識的に反応してしまっている、ということです。
したがって、ある出来事を体験する前に、ポジティブなマインドセットをしておくことにより、体験する出来事をポジティブに捉えることが可能になる、ということです。
では、どうすればいいか、というと、残念ながら、日々意識的に訓練するしかありません。
ある出来事を体験した時に、すぐに無意識的に「反応」するのではなく、一度出来事をニュートラルに受け止めた上で、自分で出来事の意味を考えてみる、という訓練をひたすら繰り返すことです。
私達はパブロフの犬ではありません。
刺激と反応の間に、自分の選択を入れて、自分の感情をコントロールしたいものです。
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