ストレスのネガティブを消す
今回は、ストレスの扱い方です。
仕事(家事含む)をしていると、どうしてもストレスを感じる場面があるでしょう。
ストレスを受けると、私たちの身体には、どのような影響があるのでしょうか。
ストレスを感じると、身体はそれに対処するため、交感神経を活性化させます。
その結果、心拍数が増え、血圧が上昇するなど、身体はいわば「緊急事態に備えるモード」に入ります。
同時に、脳からの指令によって副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
慢性的なストレスは、睡眠障害や抑うつ症状、高血圧、心血管疾患など、さまざまな心身の不調や疾患のリスクと関連することが知られています。
また、コルチゾールが長期間にわたって過剰な状態になると、筋肉のタンパク質の分解を促進するなど、筋肉量に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、慢性的な心理的ストレスは、体内の酸化ストレスの増加と関連することが報告されています。
酸化ストレスとは、活性酸素などによる酸化作用と、それを抑える抗酸化作用とのバランスが崩れた状態です。過剰な酸化ストレスは細胞やDNAなどを傷つけ、心血管疾患をはじめとするさまざまな疾患の発症や進行に関与すると考えられています。
しかし、ストレスをプラスに転じる方法も研究されています。
スタンフォード大学の認知心理学者アリア・クラムらが金融機関(UBS)従業員を対象とした企業実験(2013年)です。
実験は、参加者をグループ分けし、1週間の間に数分間の短いビデオメッセージを見せました。
促進グループ: ストレスが認知機能を高め、免疫を活性化し、プレッシャー下でのパフォーマンスを向上させる側面(歴史的事実や科学データ)を伝えるビデオを視聴。
有害グループ: ストレスの有害性や健康被害を強調するビデオを視聴。
結果: 促進グループの従業員は、わずか数分の介入にもかかわらず、不安感やうつ症状が減少しただけでなく、仕事におけるアイデアの創出、集中力の持続、協調性の向上、そして主観的な身体的健康感の有意な改善を示しました。
つまり、ストレスは、それ自体が人間の心身に悪影響を及ぼすものではなく、ストレスをどう解釈するかにより、良くも悪くもなる、ということです。
ということは、この性質を利用しない手はありません。
具体的には、以下のようにします。
「これは失敗や異常のサインじゃない。体がエネルギーを総動員して、この困難な状況に挑戦し、自分を成長させようと準備しているシグナルだ」
スポーツなどの試合前の緊張状態と同じように考えればよい、ということですね。
( -`д-´)パワーッ!













