北風と太陽で北風が勝つ
北風と太陽が、どちらがより強いか言い争っていました。
そこで、両者は、道を歩いている旅人のコートを脱がせることができるかで勝負することにします。
まずは、北風です。
北風は力いっぱいの風を吹きつけ、旅人のコートを吹き飛ばそうとします。
しかし、旅人は寒さに耐えるため、コートを体に強く押さえつけます。
北風が強く吹けば吹くほど、旅人はますますコートをしっかりと押さえつけ、離しません。
ついに北風は疲れてしまい、勝負を諦めます。
次に太陽が静かに照り始めます。
太陽は暖かい光を旅人に注ぎます。
すると旅人は次第に暑くなり、
自分からコートを脱ぎます。
こうして太陽の勝ちになります。
この物語で、よく言われる教訓は、「人は力で押さえつけられると反発するが、優しく働きかけられると自分から動く」というものです。
心理学では、心理的リアクタンスから説明できると言われます。
人は、強制されると、それに反発しようとする心理です。
しかし、次の物語はどうでしょうか。
北風と太陽が、どちらがより強いか言い争っていました。
そこで、両者は、道を歩いている旅人にコートを着せることができるかで勝負することにします。
まずは、太陽です。
太陽は優しく照りつけますが、だんだんと暑くなり、旅人は着ていたTシャツまで脱いでしまいました。
次に北風は、強く風を吹き付けます。
すると旅人は次第に寒くなり、Tシャツを着て、次に、自分からコートを着ました。
北風の勝ちです。
つまり、単なる勝負の土俵の設定の問題です。
ウサギとカメでも、水泳勝負になれば、ウサギの油断などなくても、カメは楽勝だったはずです。
ビジネスの世界では、いかに自分に有利な状況を作り出すかが先決であり、その状況を作り出した後に勝負をかけたり、交渉をしたり、という思考が重要ではないか、ということになります。
ぜひメルマガに登録を。
https://www.mag2.com/m/0000143169













