弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜 - Part 142
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    断るテクニック

    2022年08月01日

    今回のYouTube動画は、

    【交渉術】ザ・カウンター・リクエスト。少しでも得をしたい人へ。交渉術著者が解説。

    少しでも有利に交渉を進めるためのテクニックです。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/4-nObq2pG_g

    さて、

    あなたは、他人からの頼み事、依頼、要求などを断ることが苦もなくできるでしょうか。

    断ることが苦手な人も多いと思います。

    断ると、

    ・相手の気分を害する

    ・相手との人間関係が悪くなる

    ・自分が他人に貢献できない人間のように思えてしまう

    など、悪い結果になってしまうのでないか、と心配になるためです。

    しかし、何でもかんでも相手の要求に応じていたら、私達の時間や財産を犠牲にすることになります。

    そこで、今回は、2つ断るためのテクニックをご紹介します。

    1 決裁権者のテクニックを使う

    前回、交渉テクニックとして決裁権者のテクニックをご紹介しましたが、このテクニックは、要求を断るテクニックとしても使えます。

    方法としては、自分の意志ではなく、自分が逆らえない人、決裁権限がある人の意見にして

    「今回、私としては取引できるように頑張ったのですが、上司の決裁がおりませんでした。残念です」などと断ってしまいます。

    自分以外の者のせいにして、「無理です」と、ただ断ると、人対人の感情的な対立になるため、それを回避します。

    2 分割法

    要求内容を分割したり、受け入れる内容を分割したりして、一部を受け入れて残部を断ります。

    たとえば、「ちょっとこの作業やってもらえますか?」という要求に対し、「20分だけならできます。その後はやることがあるので」などと、一部を受け入れることにより、拒絶の衝撃を和らげます。

    これに対し、相手から要求が来た時に、ある対応をすることで、交渉を有利に進めることできるテクニックがあります。

    You Tubeで解説しました。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/4-nObq2pG_g

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