マスメディア | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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  • アザラシとアライグマ

    2026年04月20日

    深い森の川辺に、アザラシとアライグマがいました。

    彼らの仕事は、泥を固めて立派なダムを築くことです。特にアザラシは、伝統的な技術を完璧に身に着けており、誰からも尊敬される仕事をしていました。

    ある時、アライグマは川の流れが以前より速くなり、泥だけでは土台が削られやすくなっていることに気づきました。

    「これからは泥だけではダムが削られてしまうんじゃないか?石を組み込んでみよう」と、新しいダムの建造法を研究し、石組みのダムを作るようになりました。

    一方、アザラシは相変わらず、泥で立派なダムを作り続けました。

    「今までこのやり方で成功してきたんだ。やっぱり伝統的なダム作りが一番だ。」と、過去の成功体験に縋り、古い手法を繰り返す毎日でした。

    やがて、上流で大きな地滑りが起き、川は未曾有の激流となりました。

    石を取り入れ、変化に備えていたアライグマのダムはびくともせず、彼は新しい環境でさらに大きな成果を上げました。

    しかし、アザラシの泥のダムは一瞬で崩壊しました。

    仕事場も、積み上げた実績も、すべてが濁流に飲み込まれていきました。アザラシは泥水に溺れながら叫びました。

    「なぜだ、昨日まではうまくいっていたのに!」

    アライグマは言いました。「古くならないものなんかないよ」

    変化を拒み、学びを止めたアザラシに、手を差し伸べる者はもう誰もいません。

    アザラシは言います。「いぢめる?」

    彼はすべてを失い、荒れ果てた川岸で、二度と戻らぬ「泥の時代」を嘆きながら、静かに力尽きていきました。

    アザラシは、心理学の「有能さの罠」にはまっています。

    これは、過去の成功体験や高い能力に固執するあまり、新しい手法を取り入れず、変化に対応できなくなり成長が止まってしまう組織や個人の現象です。

    会社の上司とか、いませんか?

    また、「現状維持バイアス」も働いています。

    これは、人間(アライグマ?)には、変化を「損失」や「リスク」と捉え、未知の選択よりも現在の状態を維持しようとする強力な心理的慣性があります。

    今、AIがすごいスピードで進化し、世の中が変化しています。

    有能さの罠や現状維持バイアスにはまって、AIを遠ざけていると、この寓話のアザラシのようになってしまうかもしれません。

    AIは、避けるものでも、依存するものでもありません。

    AIを使いこなして時代の変化についていけるように、常に自分をアップデートしたいものです。

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  • 努力しても伸びない人に欠けている「質」とは

    2026年04月06日

    こんにちは。弁護士の谷原誠です。

    私たちは、成功し続けることなどできません。

    必ず失敗します。

    しかし、失敗した後、取る行動は、人によって異なります。

    そして、その後、成功する人もいれば、諦める人もいます。

    この違いについて、考えてみましょう。

    スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック教授による「マインドセット研究」があります。

    ドゥエックは、人の思考の枠組みを大きく二つに分けました。

    ・固定マインドセット

    ・成長マインドセット

    固定マインドセットの人は、能力は生まれつき決まっていると考えます。

    そのため失敗を、「自分の限界の証拠」として受け取ります。

    一方、成長マインドセットの人は、能力は努力や工夫によって伸ばせると考えます。

    失敗は、「改善点が見つかったサイン」になります。

    エジソンが言っている、
    「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」
    というアレですね。

    この成長マインドセットを持っていると、

    ・失敗後も挑戦を続ける
    ・フィードバックを歓迎する

    ことになりますので、当然成功しやすくなる、ということです。

    では、とにかく挑戦を続ければいいのか、というと、そうではありません。

    ドゥエック教授は、「間違った努力は成長につながらない」述べています。

    努力の
    ・量
    ・質
    の両方を求めなければならない、ということです。

    この「質」を求める際に参考になるのが、心理学者アンダース・エリクソン教授による「意図的練習」の研究です。

    エリクソン教授は、音楽家、アスリート、医師、チェスの名人など、さまざまな分野のトップレベルの人々を調査しました。

    そこで分かったのは、才能やIQよりも、「どのような練習をしてきたか」が決定的に重要だという点でした。

    意図的練習とは、以下のようなものです。

    ・具体的な弱点に焦点を当てる

    ・少しだけ難しい課題に取り組む

    ・フィードバックを得る

    ・うまくいかなかった点を修正する

    これらの点に集中し、大量の努力を続けることが成功への近道になる、ということでしょう。

    そう考えた上で、エジソンの言葉を読むと、量と質の両方が含まれていることに気づきます。

    「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

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  • 安易なペナルティは逆効果になる

    2024年07月22日

    遅刻が多いのは困りものです。

    遅刻者を減らすには、どうしたらいいでしょうか。

    まず考えつくのは、罰金です。

    遅刻したら、10分につき、いくら、と罰金制度を設けることです。

    日本の会社では、労働法規により、遅刻者に罰金を払わせることはできませんが、労働関係以外なら、有効なように思えます。

    イスラエルの経済学者が、遅刻を減らすための罰金制度について実験をしたことがあります。

    保育園のお迎えが遅れた親に5分遅れるごとに5ユーロの罰金制度を設けました。

    すると、どうなったか。

    10週間経過すると、遅刻者が爆発的に増えた、ということです。

    何が起こったのでしょうか。

    実は遅刻に罰金を科せられたことにより、「遅刻しないようにしなければ」という思考にはなりませんでした。

    「罰金さえ払えば遅刻してもいいんだ」と遅刻の免罪符のように思考したのです。

    そこで、保育園の経営者は急いで罰金制度を終了しました。

    ところが、親たちは、「いざとなれば遅刻してもお金を払えばいい」という価値観が根付いてしまい、遅刻者は減らなかった、ということです。

    何かを増やそうとしたり、減らそうとする時に、思いつきでやってしまうと、逆効果になることがありますので、注意しましょう。

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  • ハーバード流交渉術の真実。使用上の注意点

    2020年12月22日

    ハーバード流交渉術をご存じでしょうか?

    ハーバード大学で開発され、日本では、1989年に書籍が発売され、ベストセラーになりました。

    私が読んだのは、弁護士としての仕事に悩んでいた20代のころです。

    弁護士でなくても、日常は、交渉の連続です。

    プレゼンで採用されるのも交渉。

    就職活動も交渉。

    夫婦の役割分担も交渉。

    飲み会や企画に誘うのも交渉です。

    交渉が上手にできると、物事を自分の思いどおりに、スムーズに進めることができます。

    中には、「ハーバード流交渉術は使えない」と言う人がいます。

    しかし、それは間違いです。

    また、ハーバード流交渉術を使いこなすために、必ず注意しなければならない点があります。

    それらについて、動画で解説しました。

    YouTube動画です。

    ぜひ、ご覧ください。

    https://youtu.be/vnzfqTewCXc

  • テレビ朝日「モーニングショー」出演

    2017年06月02日

    2017年6月1日のテレビ朝日「モーニングショー」から取材を受け、コメントをしました。

    道路交通法に関する件です。

  • モーニングショー、ビビット、ひるおび取材

    2017年05月30日

    最近のテレビ出演です。

    2017年5月26日、テレビ朝日「モーニングショー」

    2017年5月29日、TBSテレビ「ビビット」

    2017年5月29日、TBSテレビ「ひるおび」

  • テレビ朝日「グッド!モーニング」出演

    2017年02月17日

    2017年2月17日に放送された、テレビ朝日の「グッド!モーニング」から取材を受けて、電話出演しました。

    交通事故に関するコメントです。

  • テレビ朝日「スーパーJチャンネル」出演

    2016年12月25日

    12月22日放送のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」から取材を受け、写真と電話出演しました。

    電話出演というのは、テレビ局から電話がかかってきて、「この問題について、どうお考えですか?」と質問されたことに回答し、それが録音されて、テレビ放送で利用されるものです。

    明解にわかりやすく回答する、というのがポイントとなります。

  • フジテレビ「めざましテレビ」出演

    2016年12月16日

    2016年12月13日放送のフジテレビ「めざましテレビ」から取材を受け、電話と写真出演しました。

    交通事故の専門家として、コメントを求められたものです。

  • TBSテレビ「Nスタ」出演

    2016年09月26日

    2016年9月23日放送のTBSテレビ「Nスタ」に出演しました。

    法律専門家としての意見を求められたものです。