集中を続けるには | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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集中を続けるには

2023年03月20日

1つのことに集中する時には、できる限り、他に注意をそらさないことが大切です。

では、現在、最も私達の注意をそらしてしまうものは何でしょうか。

答えは、「スマホ」でしょう。

・電話が来て「ブーッ」と振動する。

・メールやSNSの通知が来て「ピロロン」と鳴る。

・そうでなくても知人のSNSの投稿が気になる。

などです。

そんなことは知っているにもかかわらず、私達は、スマホを手元に置いて、仕事や勉強に集中しようとあがきます。

「ジャーナル・オブ・ソーシャル・サイコロジー」に掲載された研究結果があるそうです。

大学生たちの携帯を目に見えるところに置いたグループと携帯を見えないところに置いたグループに分けて、被験者らに難しいタスクを課したところ、携帯が見えるところに置いたグループは見えないところに置いたグループよりも成績が悪かったということです。

注意力が分散されてしまう、ということです。

ウィル・パワーのロイ・バウマイスターの実験で、こんな実験があります。

食事を抜いて空腹を感じている被験者を焼きたてのクッキー、チョコレート、ラディッシュ(二十日大根)が乗ったテーブルの前に座らせました。

2つのグループに分け、1つめのグループはおいしいクッキーとチョコレートを食べていいと言われ、2つめのグループはお菓子を我慢して、ラディッシュだけ食べていいと言われます。

その後、被験者達は、別の部屋で、解けないように作られた図形パズルを解くように言われます。

さて、それぞれのグループは、図形パズルを「継続して、何分間解き続けることができるか」という実験です。

【第一グループ】
お菓子を食べてよいと言われたグループは約20分パズルを続けられました。

【第二グループ】
単にお腹がすいていて、何も食べなかったグループも同じでした。

【第三グループ】
 しかし、お菓子を我慢してラディッシュのみを食べたグループは、8分しか続けられませんでした。

ロイ・バウマイスターは、我慢をすると、ウィル・パワーが減少する、と結論づけていますが、この結果からは、注意が分散されると、集中力の持続時間が減少する、と言ってもいいと思います。

以上より、勉強や仕事、集中を要するタスクを行う際には、スマホや自分を誘惑するようなもの、注意を惹かれるものは、できる限り視界に入れないようにすることで、集中力が高まり、集中力の持続時間が長くなる、ということになります。

自分の集中力を高める努力をすることは大変です。

しかし、環境を整えるだけで、集中力が高まり、集中力の持続時間が長くなるということであれば、やらない手はありません。

私も、自宅ではスマホは別の部屋に置いてありますし、仕事中はポケットに入っていて、一切音も振動もしない設定(電話がかかってきても)になっています。

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