弁護士の所得が減少傾向
2011年11月10日
「弁護士白書2011版」からです。
弁護士全体の所得の平均値・中央値が載っています。
2000年調査では、次のようになっています。
・平均値 1701万円
・中央値 1300万円
・標準偏差 2106万円
2010年調査では、次のようになっています。
・平均値 1471万円
・中央値 959万円
・標準偏差 1873万円
※中央値とは、回答を大きさの順に並べた時、全体の中央にくる値。
※標準偏差とは、平均値を中心として、データがどの程度散らばっているかを表す値。
10年間で、弁護士の所得が減少ていることがわかります。
この傾向は、今後も続くことでしょう。
もちろん、一部の弁護士は大変高額の所得を得ていますが、最近の弁護士増加にともない若手弁護士が増えていますので、低所得の若手弁護士が増えた結果、といえるかもしれません。