ブログ | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜 - Part 52
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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  • 献血

    2005年11月11日

    先日、献血をしました。

    年に1~2回献血をしています。自分の腕から血が出ていくのを見ると、変な感じがします。(ドキドキ)

    朝食を食べてないと、献血させてもらえないので、今回は、申込書を書きながら、ウイダープロテインを飲んで、朝食を摂ったことにしました。

    終わった後は、フラッとしました。

    血を抜かれながら、「献血って女性の方が多いですか?」と聞くと、

    日本赤十字社の看護婦さんは、「そんなことないですよ。でも、やっぱり女性の方が強いですね。気も強いし。」と言っていました。

    なぜこの看護婦さんは、「気が強いか、弱いか。」という話題に転換したのでしょうか。

    「この人は気の弱い男とお付き合いしているのだろうか。。」

    と、余計なことを考えながら、血を抜かれ、私も気が弱くなって献血車を後にしました。

    そういうことだったのか・・・

  • テレビCMの方向性について

    2005年11月10日

    弁護士による広告が解禁になり、電車内や、バス、駅等色々なところで弁護士の広告を目にするようになりました。

    テレビCM界にも、変革の嵐が迫っているようです。

    まぐまぐのメルマガで大前研一氏のメルマガがあります。
    「大前研一 ニュースの視点」

    2005年12月9日号で次のような記事がありました。

    「ティーボというのはアメリカで1997年にスタートしたテレビ番組の自動録画サービスです。ユーザーはまず1万~3万円程度のHDDレコーダーを購入し、月額12.95ドルの利用料を払って全米の地上波、衛星、CATVの電子番組表から好きな番組を録画します。」

    「アメリカではすでに全家庭の2割がこのティーボを利用していますが、日本への参入はまだ果たされていません。その最大の理由は、ティーボにはCMスキップ機能があるからです。

    特に日本の広告業界で圧倒的に強い電通にとって、このCMスキップ機能は存続にかかわる大きな問題です。ですから電通はこのティーボの日本参入を必死になって阻止しようとするでしょう。

    どの世界でも同じですね。既存の権益を脅かされる時、既存の勢力は、当然それを阻止する努力をします。しかし、それとても、市場が求める力に勝つことはできません。CMスキップが主流となっていく力には抗しがたいものがあります。視聴者の側からは、CMがない方がいいですから。

    私は、だからといって、テレビCMがなくなるとは思いません。依然として大きな影響力を持つと考えています。

    電通も、CMスキップを前提としたCM戦略を打ち立てていかなければ、新興勢力に敗れる結果となるかもしれません。

    CMスキップが、CMをスキップさせるものであるならば、スキップされないようにCMを挿入すれば良いはずです。技術の競争でそれを防ぐのではだめでしょう。それでもいつまでたってもいたちごっこです。

    2つ考えてみました。

    1つの方法は、番組内で商品のPRをする方法です。「あるある大辞典」のような情報番組で紹介する方法やドラマの中で俳優に身につけさせたりする方法、あるいは番組内のコンテンツとして行う方法です。

    CMとわかるやり方をするか、わからないやり方をするかは別として、そうすれば、技術的にスキップしようがありません。しかし、CMの売り方は、これまでとガラリと変えなければなりません。

    放送法その他ルールの範囲内でやっていかなければなりません。
    (可能かどうか調べてません。)

    もう1つは、視聴者がCMを見たくすればよいのではないかと思います。既存のCM感覚からすれば「見たいCM」というは考えられないかもしれません。しかし、既存のCM枠を自由に変更すればいいし、ストーリー性を持たせたり、連ドラ方式にしたり、同じ設定で多数のパターンを撮影しておいて毎回変えてもいいし、今までの概念を捨てればいくらでも工夫はできるでしょう。

    したがって、1つは、完全にCM概念を転換して番組内でPRしてしまう方法、もう1つはこれまでのように、明らかにCMとわかるように挿入するが、CMスキッパーがあってもスキップさせないようにする方法、が考えられます。もっと他にもあるかもしれません。

    以上は、私には利害関係がないので、なんとなく考えただけなのですが、私にとっては、弁護士業界の広告がどうなるのかの方が重要です。

    よく考えなくては

  • 司法試験合格発表

    2005年11月09日

    2005年度の司法試験の合格発表がありました。合格者数は、1464人です。私の時代は、合格者数は600人だったので、2倍以上の合格人数です。

    これが最終的には3000人規模になっていきます。弁護士が増えると、弁護士の業務範囲を拡大しなければならなくなっていきます。これまで事件にならなかったようなものまで事件になるようになっていくでしょう。また、他士業の業務分野にも弁護士が進出してゆくことが予想されます。具体的には税法分野(税理士)、労務分野(社会保険労務士)、登記分野(司法書士)、許認可分野(行政書士)、特許等知的財産権分野(弁理士)等です。

    弁護士は、収入を得るために業務範囲を拡大してゆく必要に迫られ、他士業は、自らの業務範囲を弁護士から守る必要に迫られるでしょう。

    なお、出身大学別の合格者数は、以下のとおり。

    早大(228人)
    東大(225人)
    慶大(132人)
    中大(122人)
    京大(116人)

    拙著「現役弁護士が書いた  思いどおりに他人を動かす 交渉・説得の技術」(同文館出版)の増刷が決定しました。

    ありがとうございました。
    アマゾンでのご購入は、こちらから→ http://tinyurl.com/8cmqd

    司法試験超人気講師が教える試験勉強の技術―あらゆる試験に強くなる82のヒント

  • かばんバトン

    2005年11月08日

    横張弁護士から、「かばんバトン」をやるようブログで指定されております。

    「弁護士 横張清威は見た・・・」

    仕方ないか。。

    カバンに入っているものは、

    委任状、訴訟委任状、顧問契約書(いつでもOK)、朱肉、計算機、筆記用具、リーガルパッド、本「他人を思いどおりに動かす交渉・説得の技術」、ICレコーダー、カメラ、その他、でしょうか。

    裁判所に行くときは、事件記録が入るし、外で仕事できそうな時はパソコンが入ります。

     

     

  • 犯罪白書より

    2005年11月08日

    ニュース記事からです。http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20051108/e20051108014.html

    引用します。「「切れる」「心の闇」といった言葉に象徴されるように、原因が分かりにくい最近の少年犯罪について、少年院の教官らが「処遇困難な非行少年が増えた」と認識し、原因に「少年の気質」や「親の指導力低下」を挙げていることが八日分かった。法務省が公表した、平成十七年版の犯罪白書で明らかにされた。」

    実態を正確に反映しているかどうかは別として、このような社会認識が高まっていることは事実でしょう。そして、「親の指導力低下」という認識は、他の解決方法である「強い教師」による少年の指導を求めがちになります。

    最近の人気ドラマである「女王の教室」や「ごくせん」は、このような社会認識から生まれたものかもしれません。そして、その主人公が共に女性教師である点も時代を反映しているのでしょうか。

    ところで、「女王の教室」の主人公である真矢先生の議論のテクニックを解説する無料レポートを作成しました。読んでみてください。

    ここから→無料レポート

     

  • メルマガ公開

    2005年11月07日

    右のサイドバーから、私が発行しているメルマガに登録できます。
    どんな内容なのか、昨日配信分を一部分コピーします。

    このブログだけ見ていただいている方も、よろしければご登録ください。

    ———————————————2005.12.6-048号
    ■弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義■
    ————————————————————
    ===========================================================
    ★夫婦の危機を救済せよ★        発行部数20,402 部
    ===========================================================
    ■前書き

    こんにちは。弁護士の谷原誠です。お元気ですか?


    拙著
    「現役弁護士が書いた 他人を思いどおりに動かす交渉・説得の技術」
    (同文館出版)が、またまた増刷が決定しました!
    http://www.tanihara.jp/
    ありがとうございます!

    色々なメルマガでも紹介していただいております。

    嬉しくて枕を涙で濡らしながら寝ております。

    ところで、私は1人暮らしですが、ダブルベッドなので、枕は2つ
    です。

    真ん中に寝ると、
    枕と枕の間にはさまって寝ています。←意味ナイジャン!!
     ( ^ェ^)=O(^_^;) ポカ


    起きると首が若干痛いです。(´Д`)


    昔、ベッドの端っこに寝ていたことをこのメルマガで書きました。

    そして、それを矯正しようと、ベッドの真ん中で寝るようにしたら、
    枕と枕の間にはさまってしまいます。

    一体どこで寝れば良いのでしょうか。\(||_ _)/ give up!


    寝る場所を求めさすらう弁護士谷原誠がお送り致します。




    ■<本文>
    ==============================

    ■私は独身なのでよくわかりませんが、夫婦喧嘩では、次のような
    やり取りがあると聞きます。

    A子:「私と仕事どっちが大事なの?」

    K男:「そんな君にきまっているだろ~。」

    A子:「じゃあたまには早く帰ってきて、食事を一緒に食べて、子
    供をお風呂にいれてあげてよ」

    K男:「今は仕事が忙しくて仕方がないんだ・・・」

    A子:「いつも仕事仕事って、仕事の方が大事なのね・・・」

    K男: 「比較の問題じゃないだろ!家族が生活するために仕事を
    頑張っているのに・・・」

    A子:「たまの休みは仕事で疲れて寝てばっかりじゃない!」

    K男:「ごめん、でも子供と遊んでいるだろ」

    A子:「じゃあ私のことはどうでもいいの?私はあなたの家政婦じ
    ゃないのよ・・・もう嫌・・・」


    このメルマガ風に考えると、はじめのA子の

    「私と仕事どっちが大事なの?」

    に対して、即座に異を唱えるでしょう。

    1つの方法ですが、「私」と「仕事」は比較すべき対象ではない、
    ということです。

    「それは異種類に属するものを比較するもので、正しい質問ではな
    い。君と何かを比較するのであれば、比較の対象は、他の人間でな
    ければならない。君と上司を比べると、君の方が大事だ。君と俺の
    友人の公彦君を比べると、君の方が大事だ。しかし、君と仕事とは
    異種類に属するものであるから、比較の対象にはならない。」


    しかし、A子は反論可能です。同種の点を見つければ良いのです。


    「比較の対象になるわよ。私が問題にしているのは、あなたの時間
    の使い方よ。人間は、より大事なものに時間を使うはずだわ。あな
    たは『私』に対しても『仕事』に対しても時間を使っているじゃな
    い。その時間の使い方が、仕事に比重が置かれすぎているんじゃな
    いのか、って言いたいのよ。」


    手厳しい反論ですが、K男は、もちろんこれに対しても反論可能で
    す。それは考えてみてください。普段の生活にも直結しているはず
    です。


    しかし、夫婦間の会話で、上記のように、毎日ガンガン議論しあう
    のが良いのかどうか、は、ちょっと考えなければなりません。

    弁護士夫婦では、もしかして、スゴイことになるかもしれません。


    夫婦の会話が緊迫した法廷のようになるでしょう。

    妻「異議あり!今の夫の質問は、誘導です!」

    夫「違います。すでに証拠上明らかであり、誘導ではありません。」

    妻「では、その証拠を示してください。」

    夫「・・・。休廷を申し入れます。」(トイレに行く。)


    ・・・・。\(||_ _)/ give up!


    こんな夫婦イヤです。とてもイヤです。

    しかし、議論の技術は飛躍的に高まるでしょう。

    このメルマガも不要になるでしょう。

    この家庭は、議論の少林寺です。

    いくら議論の技術は高まっても、心安らかに過ごせないと辛い家庭
    生活になりそうです。

    そこで、今回、無料レポートを作成しました。

    なんと共同執筆です。

    「緊急指令! 夫婦関係を救済せよ!」という題名です。

    夫婦喧嘩を精神科医の観点から鋭くえぐり出す樺沢紫苑先生、頭を
    よくするドリル作家のかみふじさん、そして私、弁護士の谷原誠の
    3人で共同執筆しました。


    私の場合、一生懸命書きましたが、独身ということもあり、やはり
    夫婦関係はよくわかりません。どうしても弁護士流解決になってし
    まいました。

    他の2人の内容は素晴らしいので、是非ご一読ください。

    http://e-zunou.com/kenka_rep.html



    夫婦関係救済ではなく、夫あるいは妻と交渉・説得する場合は、こ
    ちら。「他人を思いどおりに動かす交渉・説得の技術」
    http://www.tanihara.jp/

    ■編集後記++++++++++++++++++++++++++

    このメルマガを最初の頃から読んでいただいている方には、最近内
    容が簡単過ぎるとご指摘をいただきます。

    当初は、結構高度な内容まで踏み込んで書いておりました。

    しかし、このメルマガも読者数が2万人を超え、読者の幅もかなり
    広がっています。

    そこで、最近では、わかりやすさに重点を置いて書いています。

    何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


    それとは関係ありませんが、冬物のズボンがウエストがきつくては
    けません。

    L(゜0゜)」オーマイガッ!

    L(゜0゜)」オーマイガッ!


    \(||_ _)/ give up! ← 今のお気に入りです。


    今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


    では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。(谷原)

  • 司法修習生求む

    2005年11月06日

    厚生労働省が実施した労働経済動向調査によると、企業の人手不足感が、バブル期なみの水準になっているようです。

    全然そんな実感が湧きません。

    株価もかなり上昇してきています。しかし、受ける法律相談は、まだ景気のよくない相談が多いような気がします。

    ちなみに、私の法律事務所でも、優秀な人材を求めています。

    まだ来年10月の就職先が決まっていない司法修習生は、ぜひご訪問ください。

    一緒に働きましょう

    事務所のURLです。→みらい総合法律事務所


    離婚弁護士 DVD-BOX


    離婚弁護士2~ハンサムウーマン~ DVDBOX

  • 自爆事故目撃

    2005年11月05日

    昨日原チャリの自爆事故を見ました。

    原チャリを運転しながら、ヘルメットの中で携帯電話で話していました。ツワモノです。しかし、バランスを崩し、倒れて原チャリが「ガガガッ!」とすべっていきました。

    しかし、ツワモノは、「痛え、痛え。」と言いながらも、まだ携帯電話で話していました。

    その時は全く四輪自動車が走っていなかったので良いですが、後ろに車が走っていたら、間違いなく轢かれていたのではないか、と推測します。

    車もバイクも、運転しながらの携帯電話の使用はやめましょう。


    バンドエイド くまのプーさん20枚入

    LM623934とっても可愛い救急箱

  • 書籍「弁護士報酬」

    2005年11月04日

    商事法務から「ガイドブック 弁護士報酬~公正会創立80周年記念出版」(弁護士吉原省三監修)が送付されてきました。

    公正会とは、私も所属する東京弁護士会の会派です。

    弁護士の報酬はわかりにくいと言われています。以前は、日弁連や各弁護士会が「報酬基準」を定めていましたが、平成16年4月1日に全てなくなりました。現在、各弁護士がそれぞれの基準で報酬を決定しています。

    私も私の基準で報酬を決定しています。

    そこで、ここで改めて弁護士報酬について考え直し、弁護士報酬はいくらが妥当なのか、そしてそれはどういう考え方によるのか、を検討したのが本書です。

    私は執筆には参加していませんが、参考になる本です。

    ガイドブック弁護士報酬―公正会創立80周年記念出版

  • 強制わいせつ犯が起訴

    2005年11月03日

    この5~6年で数十件の強制わいせつなどを繰り返していたとして、飲食店従業員の男(25)が、富山地検に起訴されました。

    女子大生などが帰宅するとき、玄関あたりで襲いかかり、強制わいせつ行為などをしていたようです。

    男は、「襲うことが好きだった」と話しているということです。

    ニュース記事 

    性的欲求を抑制できない点も問題ですが、男は、自分よりも弱い人間を襲って自分の欲求を満たすことにより、「自分に力があることを認識」し、自己評価を高めていたのでしょう。

    人間が自己評価を高めたいという欲求は極めて強いものがあります。自分で解消できない場合、他人の評価を下げることにより、相対的に自己評価をあげようという方向に向かいがちです。そのために他人をいじめたり、悪口を言ったりすることもあります。

    自分で解消する努力をすることも大切ですが、まわりの人も、本人の良いところを見つけ、積極的に評価してあげることも大切だと思います。

    自信を育てる心理学―「自己評価」入門
    自己評価の心理学―なぜあの人は自分に自信があるのか