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将棋における決断力
2012年06月24日
決断力 (角川oneテーマ21)/羽生 善治
¥720
Amazon.co.jp羽生善治氏は、1970年、埼玉県生まれ。
中学3年生で四段でプロになり、1996年には、「将棋界始まって以来の七冠達成」として日本中の話題となりました。
タイトルは「決断力」ですが、内容は、決断力にスポットを当てたものではなく、羽生氏の将棋に対する考え方を綴ったものです。
将棋は、一手一手交互に指します。
一度指したら、後戻りできません。
つまり、やり直しがきかないということです。
将棋は決断の連続です。
決断した後、後悔しても意味がありません。
人生と同じですね。
2つの手に絞り込んだあと、必ず一手を選択しなければなりません。
選択したら、後は、その道を歩き続けなければなりません。
人生においても、たとえばA社に就職するか、B社に就職するかという選択肢に絞り込んだら、どちらかを選択しなければなりません。
A社に就職してから、B社に転職する、という道もあるかもしれませんが、A社を退職するときには、「B社に転職するか、起業するか、大学に戻るか」という選択肢になっているかもしれず、やはりどれかを選択しなければなりません。
羽生氏は言います。
「直感の7割は正しい」
では、直感で決めるか?
直感で決めるのもいいですが、やはり迷ってしまいますね。
どれが正しいかは、後になってみないとわかりません。
後になってもわからないかもしれません。
結局、一度決断したら、その決断に責任を持つ覚悟が重要ですね。
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アドレナリンを出し続けよう
2012年02月20日
アドレナリン [DVD]/エフレン・ラミレッツ,ドワイト・ヨアカム,ジェイソン・ステイサム
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Amazon.co.jpアドレナリン2 ハイ・ボルテージ コレクターズ・エディション [DVD]/エフレン・ラミレッツ,エイミー・スマート,ジェイソン・ステイサム
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Amazon.co.jp映画、「アドレナリン」と「アドレナリン2」を観ました。
最初から最後までアクションです。
その連続アクションを正当化するのが、身体の状態。
アドレナリンを出し続けないといけない「アドレナリン」と、身体を充電し続けないといけない「アドレナリン2」。
それぞれが切れてしまうと、死んでしまうので、切れそうになると、ハラハラしてきます。
このハラハラを利用して、視聴者の感情を動かし、エンディングまで持っていきます。
映画「96時間」も、そうですね。
娘の命を救える時間は、96時間しかありません!
時間が迫ってくる感覚がたまりません。
そういえば、ウルトラマンも、地球上では3分間しか生きられませんでした。
カラータイマーが点滅すると、ハラハラしたものです。
そのハラハラによって、ドラマの中に、ぐっと引き込まれます。
映画やドラマでは、こういうハラハラ感は良い方向にいきますが、実生活で、携帯の電池やパソコンの電池がなくなるハラハラ感は、辛いものがあります。
特に、iPhoneは、電池の寿命、もう少し長くならないかな。
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敵を味方にする処世術(フランクリン)
2011年11月22日
フランクリンが、1736年、植民地議会の書記に選ばれたときのことでした。その年は楽々当選したのですが、翌年は苦戦した末に当選しました。
苦戦したのは、1人の新議員が、他の候補者を支持し、フランクリンの反対演説をしたりしたためでした。
フランクリンは、この新議員を面白く思わなかったのですが、攻撃したり、卑屈に取り入ろうとはしませんでした。
しかし、次のような方法で、フランクリンは、この新議員の好意を獲得しました。
この新議員が珍しい本を持っていたので、フランクリンは、この新議員にぜひその本を貸してくれないか、と手紙を書いたところ、その新議員は、本を送ってくれたそうです。
そこで、フランクリンは、その本を読んで一週間後に返却し、あわせて心からの感謝をこめた礼状を添えたそうです。
すると、次の議会で新議員に会うと、彼はきわめて丁重に声をかけてくれ、その後は、あらゆる機会にフランクリンに声をかけてくれるようになり、2人は無二の親友となったそうです。
フランクリンは、古い処世訓
「一度親切にしてくれた人は、こちらが親切にしてやった人よりも、向こうからまた親切にしてくれる」
を実践したのです。
フランクリンが新議員に腹を立てて仕返しをしたり、敵意ある態度をとっていたら、とてもこのようにはならなかったでしょう。
そして、結果的に、どちらが得かは、火を見るよりも明らかでしょう。
人は、頼み事をされて、それをかなえてやった時に感謝されると、自尊心が満足します。そして、自尊心が満足することによって、相手に好意を持つことになります。
敵意を持つ前に頼み事をしてみましょう。仕返しをする前に、感謝をしてみましょう。
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バビロンの大富豪
2011年09月29日
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか/ジョージ・S・クレイソン
¥1,575
Amazon.co.jp「バビロンの大富豪」を読んだ。
富はどのようにしたら築けるか、について書かれた名著だ。
色々な原則が書いてあるが、最も重要なことは、次のようなことだと思う。
「働いて得た収入の10分の1は、どんなことがあっても使わずに取っておく。そのお金は寝かせずに、自ら増えてゆくものに投資する」
とても、シンプルだ。
考えてみれば当然のことだが、自分を振り返ると、全く意識していないことに気づく。
本書では、この原則を、いくつもの物語によって、「これでもか」というくらいにわからせてくれる。
私たちが本を読んで、「その通りだ」と思っても、すぐに日常に忙殺されて実践できないことを見通しているようだ。
私は、本書を読み、「その通りだ」と思い、実践しようと思った。
しかし、数日経つと、やはりもう忘れていることに気づいた。
そこで、ブログに備忘録として書いておくことにした。
それでも、忘れるかもしれない。
ブログの投稿予約機能で、6ヶ月後くらいの投稿予約をして、もう1度書いておくか・・・・。