ミルコ氏ら消費税修正申告
2008年04月09日
旧「PRIDE」のミルコ・クロコップ氏、バンダレイ・シウバ氏、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ氏、マーク・ハント氏らが、ファイトマネーやテレビ出演料にかかる消費税の申告を適正にしていなかったとして東京国税局の税務調査を受け、少なくとも5人が平成18年までの3年間で計約2000万円の申告漏れを指摘されており、修正申告に応じたとのことです。
彼らの住居は外国にあります。しかし、消費税は、今回のように日本国内で取引を行った場合には、日本国内で納税義務を負います。
ただし、納税義務があるのは、課税期間の前々年の課税売上高が1,000万円を超えた場合です。彼らの課税売上高は、余裕で1,000万円を超えているでしょう。
ニュースによると、消費税の仕組みが外国人に周知されていなかったもので、選手の代理人ら関係者は同国税局の調査に対し、「(制度を)知らなかった」などと話したとのことです。
しかし、ニュースのように「修正申告」をした、ということであれば、すでに一旦申告をしたということなので、「制度を知らなかった」のではなく、「申告したけれども一部漏れてしまった」ということでしょう。