強制わいせつ犯が起訴
2005年11月03日
この5~6年で数十件の強制わいせつなどを繰り返していたとして、飲食店従業員の男(25)が、富山地検に起訴されました。
女子大生などが帰宅するとき、玄関あたりで襲いかかり、強制わいせつ行為などをしていたようです。
男は、「襲うことが好きだった」と話しているということです。
性的欲求を抑制できない点も問題ですが、男は、自分よりも弱い人間を襲って自分の欲求を満たすことにより、「自分に力があることを認識」し、自己評価を高めていたのでしょう。
人間が自己評価を高めたいという欲求は極めて強いものがあります。自分で解消できない場合、他人の評価を下げることにより、相対的に自己評価をあげようという方向に向かいがちです。そのために他人をいじめたり、悪口を言ったりすることもあります。
自分で解消する努力をすることも大切ですが、まわりの人も、本人の良いところを見つけ、積極的に評価してあげることも大切だと思います。
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