まだ飲酒運転なのですか?
2006年09月01日
またまたまた飲酒運転です。
2006年10月1日午前10時25分ごろ、大分市内の交差点で、高校教諭で43歳の男性の乗用車が、女性(43)の乗用車と接触事故を起こしたそうです。
高校教諭は、呼気1リットル中0.4ミリグラムのアルコールを検出されたそうです。
道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されました。ニュース
これだけ飲酒運転が社会問題となり、連日ニュースで報道されているのに、まだ飲酒運転を続けるのでしょうか。
他人事だと思っているということでしょうか。
交通事故は、たとえば、運転しながらCDを操作したり、携帯を見ていたり、外の美人を見ていたり(?)など、ほんの些細な不注意で人の「死」という重大な結果を生じさせてしまいます。
交通事故の加害者は、「死」という結果は認識しつつも、自分のミスが「些細である」ことに注意がいきがちです。そうなると、「こんな些細なミスしかしていないのに、なぜこんな重い罰を受けたり、ヒドイことを言われないといけないのか。」などと責められること自体が不当であるかのように感じてしまうことがあります。
逆に、交通事故の被害者の遺族からすれば、大切な親族の命を奪われれば、「殺してやりたい。」というくらいの感情を持つのも当然でしょう。刑事司法としても、人の命を奪うのですから、重い刑罰で臨むのが当然です。
このような、「便利」かつ「危険」な自動車を介することにより大きく隔たってしまう加害者側と被害者側の認識の違いが、感情の軋轢を生じさせ、交通事故の示談交渉を困難にさせています。
引き続き、交通事故被害者の救済に力を入れていきたいと思います。