計画的達成か偶然的達成か
多くのビジネス書において、成功までのプロセスは次のように主張されています。
・目標を設定する。
・計画を立てる。
・計画通り行動する。
・成功するまで改善しつつ続ける。
しかし、成功するには、この通りいかないことの方が多いという研究があります。
スタンフォード大学の心理学者ジョン・クランボルツが1995 年から 2000 年代初頭にかけて開発した計画的偶然性の理論です。
クランボルツらの調査によれば、成功したビジネスパーソンのキャリアの約80%は、本人が予期していなかった「偶然の出来事」によって形成されているとのことです。
つまり、自分が立てた計画にない出来事が生じたことによって成功することの方が圧倒的に多い、という理論です。
たとえば、レイ・クロックは、ミキサーの営業パーソンとして成功しようとしていました。
ところが、偶然、営業で訪れたマクドナルド兄弟が経営していたドライブイン型レストランでオペレーションの完成度の高さに衝撃を受け、クロックが兄弟から事業権を買収して、マクドナルドが誕生しました。
他にも、映画『ザ・エージェント』のモデルとなったリー・スタインバーグ(伝説のスポーツエージェント)は、法科大学院の学生時代、地方検事か環境法の弁護士を目指していました。
ところが、たまたま友人のアメフト選手から代理人を依頼されたことから、弁護士ではなく、スポーツエージェントへの道を歩き始めることとなりました。
確かに、自分が立てた目標が必ずしも自分に合っているかどうかはわかりません。
また、自分が立てた計画を実行すれば、必ず目標を達成できる保証もありません。
そう考えると、目標に向かって突き進みつつも、偶然の出来事が生じた場合には、柔軟にその偶然の出来事が自分にどのような影響があるか、白紙の状態で考えてみるのもいいかもしれません。
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