銀メダルより銅メダル?
オリンピックのメダリストに関する研究では、銀メダリストより銅メダリストの方が喜びを感じやすいという結果が報告されています。
銀メダルの選手は「あと一歩で金メダルを逃した」と悔やみがちです。
一方、銅メダルの選手は「ギリギリでも表彰台に上がれた」と安堵します。
同じ結果でも、どこに焦点を当てるかで満足感に大きな差が生まれるのです。
同じ出来事に遭遇した時も人によって差が生まれます。
自動車を運転していたところ、横から急に自動車に割り込まれました。
あわや交通事故です。
ある人は、危険な運転により自分の安全が脅かされたと感じ、激昂します。
また、ある人は、交通事故にならなくてよかったと安堵します。
一つの事実でも、その事実をどう解釈するかによって、肯定的な考えにも、否定的な考えにもなり得るということです。
また、スタンフォード大学の研究では「ストレスは有益だ」と信じている人は、ストレスを「有害だ」と考える人よりも健康への悪影響が小さいことも分かっているそうです。
精神科医ヴィクトール・フランクルは、「刺激と反応の間には空間がある。その空間にこそ、私たちが反応を選択する力がある。」という趣旨のことを言っています。
ポイントは、出来事に直面した瞬間にすぐ反応しないことです。
そして、「この出来事をポジティブに捉えるには、どう考えたらよいだろうか?」と自分に質問することです。
または、「気分よくいるために、この出来事をどう解釈したらよいだろうか?」と自分に質問します。
このようなリフレーミング(捉え直し)の訓練を日々繰り返すことで、少しずつ物事を前向きに捉える心の習慣が育まれていきます。
私たちはパブロフの犬ではありません。刺激と反応の間に自分の選択を挟み、自分の心の持ちようをコントロールしていきたいものです。
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