読み切る力
2024年05月27日
こんにちは。
弁護士の谷原誠です。
法律書で定評のある基本書には、1000ページを超えるものがいくつもあります。
面白い小説とはわけが違うので、これを通読するのは、とても骨が折れます。
私のように中高年になるとなおさらです。
他の弁護士に聞いてみると、1000ページの基本書を通読する人は、そう多くないようです。
私も全ての基本書を通読するわけではありません。
しかし、重要な法律の基本書はできれば読んでおきたいと思っています。
では、どうやって読むのか。
それは、私の場合、必ず毎日一定時間読むと決めることです。
一気に読み進めるのは、集中力も続きませんし、頭にも入ってきません。
ですから、毎日の日課にして、少しずつ読み進めるのです。
しかし、この方法には大きな壁があります。
「習慣化できない」という壁です。
この壁を乗り越えるには、どうしたら良いか。
それは、読破するまでの間は、毎日、何か他のことをしていた時間を諦めることです。
毎日2時間SNSを観ていたならば、タイマーをセットして1時間に制限して1時間を確保し、それを勉強に当てるという方法です。
結局、何かをやりたいと思ったならば、その分、何かができなくなるので、時間術に行き着くことになります。
「諦める力」
それが私の法律の勉強にも生かされています。
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