後悔しないために
あなたは、これまでに後悔したことがあるでしょうか。
ほとんどの人は、何らかの後悔をしたことがあるでしょう。
では、その後悔は、
(1) 何かをしてしまった後悔でしょうか。
(2) 何かをしなかった後悔でしょうか。
実は、「後悔」には、この2種類があるそうです。
そして、たいてい、どちらの後悔もしているはずです。
では、どちらの後悔の方が大きいのでしょうか。
それは、(2)何かをしなかった後悔、の方が後悔が大きいそうです。
何かをしてしまった後悔は、その一点について後悔するだけですが、何かをしなかった後悔については、「もし、~をしていたら」などと、無限に思考が広がっていくことが原因と考えられます。
後悔について研究をしているニール・ローズ博士によると、人間は、必ず後悔するものだと言います。
そうであれば、行動を起こして後悔した方が精神的ダメージが少ないことになります。
私達は、今までに、無数の失敗を繰り返し、「どうせやっても無駄だろう」などという思考に邪魔をされ、行動を起こしにくくなってしまいます。
これを学習性無力感と言います。
また、失敗すると後悔するので、成功の保証がないことについては、なかなか行動を起こしにくくなっています。
しかし、失敗した後悔よりも、行動を起こさない後悔の方が大きい、ということであれば、思い切って行動を起こした方が良い、ということになりますね。
終末期医療の専門医である大津 秀一さんが書いた「死ぬときに後悔すること25」の中にも、「自分のやりたいことをやらなかったこと」というものが出てきます。
もし、あなたが今、何かをやりたくても行動を起こせないでいるならば、死ぬときに後悔しないよう、すぐに行動を起こすことをおすすめします。
「我、事において後悔せず」(宮本武蔵)
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