駆け引き型の交渉
今回のYouTube動画は、
【交渉術】最後に更に譲歩を迫るテクニック。交渉術著者が解説。
交渉は、人対人なので、これ以上、譲歩を迫りにくい、という最終場面があります。
しかし、この方法を使えば、簡単に再交渉をすることができます。
ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/CSyUyj2WzJI
さて、
先週までは、ずっと「7つの習慣」を扱っていました。
第四の習慣により、交渉では、常に「WINWIN」を目指します。
そして、WINWINにならない場合には、取引をしない、という決断をすることを学びました。
しかし、私は弁護士として、日常的にWIN-LOSEの交渉をしています。
たとえば、1000万円のお金を貸した人から債権回収を依頼されたとします。
私は債務者に対して、1000万円を返すように求めます。
債務者は、なんとかして、債権を減額するよう求めます。
私はできるだけ高額の弁済を求めます。
この場合、一方が勝てば、一方が負けることになります。
途中、「では、一緒にビジネスをしましょう」とはならないわけです。
そこで、私は、駆け引き型交渉のテクニックを駆使します。
500万円を落とし所と考えていたら、以前にやった「アンカー」のテクニックにより、1000万円を提示します。
アンカーを使うことにより、有利に交渉を進めようとします。
返報性の法則を使い、自分が譲歩したら、すぐに相手に対して譲歩を求めます。
ただ譲歩を求めるよりも、自分が譲歩した直後の方が、譲歩しやすい心理状態になっているためです。
交渉テクニックには、始めに使うもの、中盤で使うもの、最後に使うもの、というタイミングによって使い分けるものもあります。
そして、最後の最後、もう相手は譲歩しないだろう、という段階で、さらに譲歩を迫るテクニックがあります。
You Tubeで解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
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