交渉の順番、そして武士道
今回のYouTube動画は、
【新渡戸稲造 「武士道」】今こそ日本人の魂を見直そう!10万部著者が解説。
武士道には、7つの徳があります。
なぜ、日本人には宗教教育が不要なのか?
その答えは、武士道にあり。
ぜひ、ご覧ください。
さて、
交渉で、複数の論点がある場合、どの順番で交渉を進めたら良いでしょうか?
たとえば、機械の売買契約の交渉で、
・価格
・納期
・保証
・保守サービス
・消耗品の料金
など、いくつもの論点があるような交渉です。
いくつかの考え方があるでしょう。
「まず、簡単な論点から初めて合意を積み重ね、最後に難しい論点を話し合う。そうすれば、お互いにこれまでの交渉の結果を失いたくないために、なんとか合意にこぎつけようとするだろう。」
「まず、難しい論点からはじめる。そもそも、その論点が合意に達しないならば、その他の論点は交渉しても無駄である」
両方とも一理ありそうです。
しかし、実は、
「論点を一つずつ交渉しない」
というのが私のおすすめです。
たとえば、「価格は譲歩できないが、保守サービスは大幅に譲歩できる」
という場合、はじめに保守サービスの交渉をし、ある程度の譲歩をして合意に達したとします。
その後、価格交渉に入った時に、譲歩できないため、交渉が進まなくなる可能性があります。
しかし、複数論点を同時に交渉すれば、
「価格は譲歩できないかわりに、保守サービスをこれだけつけましょう」
など、お互いに利益を取り合う複合的な交渉が可能になるためです。
私達は、物事をなるべく整理して順番に片付けようとしますが、同時並行的に進めた方が望ましい場合もある、とういことになります。
では、武士は、どのような交渉をするのでしょうか。
武士は駆け引きをしません。正しいことを貫き通すだけでごわす。
日本人の魂、武士道をYou Tubeで解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
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