シロクマ君を救え!
2011年02月21日
人間による核実験が北極の近くであり、北極に地割れが起きました。
シロクマ君が被爆したため、各地の動物たちが支援しました。
南に住むチワワ君は、たいそう寒かろうということで毛布を送りました。
しかし、シロクマ君は寒さに強いため、毛布を使う必要はありませんでした。
猫のにゃんこ君は、着るモノが必要だろうということで、衣類を送りました。
しかし、それは、シロクマ君には小さすぎ、着ることができませんでした。
各地に住む他の動物たちに、シロクマ君の現状を伝え、支援を募るため、ハト君が、北極から飛び立ちました。
ハト君が一生懸命飛んでいると、途中、火山が噴火しているのを見ました。
このままだと大噴火が起こりそうに見えました。
ハト君は、びっくりして、各地の動物たちに大噴火が起きるかもしれないことを伝えました。
各地の動物たちは、大騒ぎになり、エサを確保して、自分の巣にこもりました。
火山の大噴火は、結局起こりませんでした。
そして、シロクマ君が本当に必要としていたエサが届かず、飢えて死んでしまいました。
被災地の方々は、支援を求めています。
被災地以外の方々は、支援したがっています。
今、被災地の方々が本当に必要としていることは何でしょうか?
被災地の方々が本当に必要としていることで、私たちができることは何でしょうか?
被災地と、被災地以外の方々とをつなぐマスコミが伝えるべき情報は、何でしょうか?
各地の動物たちは、シロクマ君を救うことができたはずなのです。