コトバのチカラを強くする方法
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今回のYouTube動画は、
「伝え方が9割」(完結編)
言い方一つで、結果が大きく変わります。
コトバのチカラを強める方法です。
ぜひ、ご覧ください。
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さて、
今回は、自分の言いたいメッセージを強く相手に印象づける方法です。
まずは、倒置法。
「君が好きだ」
という文章。
倒置すると、
「好きなんだ。君が」
となり、強めることができます。印象を。
倒置法は、漫画「カイジ」で頻繁に使われます。
たとえば、「カイジ 24億脱出編」10巻では、
「ずいぶん繊細なんだな 見かけによらず・・」
などと使われています。
「見かけによらず、繊細なんだな」と言うより、「見かけによらず」が強調されます。
また、キーとなるメッセージを短い文章にして、繰り返すと、相手に強く印象づけることができます。
代表的な例は、キング牧師の「I have a dream」です。
これでもか、と言うくらい繰り返した結果、伝説のスピーチとなりました。
同じ例が、オバマ大統領の「Yes We Can」です。
劣勢だった大統領選を演説の力でひっくり返したと言っていいでしょう。
この言葉も、私たちの脳裏に強く残りました。
アップルのスティーブ・ジョブズは、初めてiPhoneを発表したプレゼンテーションでも、繰り返しが使われています。
ジョブズは、画期的な機器を紹介する、と聴衆の期待を高めます。
その上で、その機器とは、「iPod、携帯電話、インターネット通信機器」の3つだ、と言います。
会場が盛り上がります。
そして、「iPod、携帯電話、インターネット通信機器」を何度か繰り返します。
この3つの機能を強く印象づけます。
その上で、「3つの独立した機器ではない。1つのデバイスです」と言い、iPhoneを紹介すると、会場の興奮は最高潮に達しました。
また、誇張表現も印象を強めます。
「あの人は、炎のように熱いハートを持っている」
「私の決意は、ダイヤモンドよりも固い」
などです。
1221年、承久の乱において、後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒幕するため、挙兵をしました。
その時、幕府の御家人達は大変に動揺します。
そこで、北条政子が、演説をします。
「故頼朝が朝敵を征伐し、鎌倉に幕府を創って以来、官位といい、俸禄といい、あなた方が受けた恩は山よりも高く、海よりも深いはず。感謝の気持ちは浅くないはず。・・・」
その演説で、御家人達の指揮はあがり、幕府に対する忠誠心が高まり、承久の乱に勝つことができました。
ここで、北条政子が、「あなた方が受けた恩は高くて深いはず・・・」などと表現していたら、それほど御家人達の心に響かなかったのではないでしょうか。
コトバの力が世の中の流れを決定してしまうことがある、ということです。
今回ご紹介した以外にも、コトバを強めるテクニックはたくさんあります。
このようなコトバの作り方が「伝え方が9割」に書いてあります。
そこで、強いコトバの作り方を、わかりやすく動画で解説しました。
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今すぐ作れて、今すぐ使えて、今すぐ効果を出すことができます。
あなたも、ぜひ、強いコトバを作れるようになってください。
本は、動画を観てから、読んでみましょう。
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