五輪書(ビジネス書的に読む)
メルマガより。
今回のYouTube動画は、「五輪書」
剣豪宮本武蔵です。
五輪書は兵法書ですが、読み方によっては、最高のビジネス書、生きるための指針になります。
なぜか?
動画で解説しました。
ぜひ、ご覧ください。
日々やることがたくさんありすぎて、テンパってしまうことがあると思います。
そんな時は、どこから手をつけていいのかわからず、同時に色々やろうとして、かえって時間がかかったり、思わぬミスをしがちです。
では、そんなときは、どうしたらいいでしょうか。
「五輪書」にヒントがあります。
宮本武蔵は、吉岡一門と戦った時に、多人数との戦いを経験しています。
「五輪書」の中で、こんな文章があります。
十人が一太刀ずつ斬りかかってきても、その一太刀一太刀を受け流して、あとに心を止めず、次々のあとを捨てあとを拾うならば、十人全てに働きを欠かぬことになる。
もし一人の前に心が止まるならば、その一人の太刀は受け流すことができても、二人目の時は、こちらの働きが欠ける」
つまり、十人の敵がいるときに、十人が斬りかかってきたとしても、分解すれば一太刀ずつであるから、その一太刀ずつをさばいて、一人一人順番に意識を集中すれば、全てさばくことができる、ということです。
物事に当たる時も同じです。
十個のやることがあり、すべてが頭の中にあって色々考えていると、さばききれません。
しかし、やることは十個でも、分解すれば一個ずつのやることなので、一つずつ順番に集中し、その間は他のことは忘れ、一つが終わったらそのことは忘れて次のやることに集中すれば十個全てを完了することができる、ということになります。
このように、「五輪書」は、兵法書ですが、読み方によって、ビジネスや家事など、全てのことに応用がきく素晴らしい書物です。
読んでいない人は、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。
その前に、「五輪書」を解説していますので、解説を聞いてから読んだ方が理解がより深まると思います。
ぜひ、ご覧ください。
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