孫子「戦わずして勝つ」の意味 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
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孫子「戦わずして勝つ」の意味

2021年02月02日

メルマガより

1914年~1918年といえば、第一次世界大戦です。

20世紀初めの北アフリカのモロッコ事件で、イギリスやフランスとドイツとの関係は険悪となっていました。

そして、1914年のサラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が始まります。

イギリス、フランス、ロシアを中心とする連合国とドイツ、オーストリアなどを中心とする同盟国とが戦います。

世界初めての「総力戦」ということで、多数の死者を出すことになります。

この第一次世界大戦により各国は多大な損害を出し、国力が低下します。

産業革命を経て、それまで隆盛を誇っていたイギリスも凋落します。

代わって世界第一位の超大国に躍り出たのがアメリカです。

この違いは、何でしょうか。

イギリスは、戦争当事者として戦争をしました。

では、アメリカは、どうだったか?

最終的には参戦しましたが、終盤まで中立を保ち、戦争に介入しませんでした。

そして、イギリス等に借款を与えたりして、経済発展をしていきます。

そして、「債務国から債権国へ」と国力が伸長していくことになります。

このように、実際に戦争をすると、多数の死者を出し、国力が低下してしまいます。

したがって、国を守り、発展させるためには、できる限り戦わないことが大切です。

この原理を2500年前に唱えたのが、孫子です。

「戦わずして勝つ」という原理です。

しかし、この言葉は誤解されることが多いです。

孫子には「勝つ」という言葉が書かれていないのに、「勝つ」と訳されているものがあります。

そのせいで、意味が誤解されてしまうのです。

では、この「戦わずして勝つ」という本当の意味は、どのような意味なのか。

YouTubeでお伝えします。

ぜひ、ご覧ください。

https://youtu.be/zVN1KR9J1A4

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