難しい習慣化を簡単に
メルマガより
「お金が足りない!」と感じている人は多
いと思います。
ある程度収入を得ていてもです。
「時間が足りない!」と感じてる人は多い
と思います。
職業に限りません。家事でもそうです。
そこから抜け出すには、どうしたらいいで
しょうか。
YouTubeで解説しました。
「お金不足と時間不足から抜け出すには、
●●を捨てること」
さて、
新年に、今年の目標を立てた方も多いと思います。
そこで、今回も、「習慣化」について扱います。
新しいことを習慣化するのは難しいものです。
「毎日、ジョギングをしよう」
「毎朝起きたら、すぐに散歩しよう」
「毎日、簿記の勉強をしよう」
そう思い立つのは、ワクワクしますし、ポジティブな感情になります。
しかし、大抵、続きません。
前回説明した心理学的ホメオスタシスも影響しています。
今回は、習慣化しやすくする小さなコツをお伝えします。
それは、「始めるまでのハードルをできる限り低くする」、ということです。
スムーズに始められるようにする、と言い換えてもいいかもしれません。
例で考えてみます。
「公園でジョギングをする」と決めたとします。
公園まで距離があります。
スウェットに着替えて、シューズやタオル、飲み物などを準備し、車を運転して公園まで行く、となると、準備をする前にやる気がなくなってしまうことがあるでしょう。
始めるまでのハードルを低くし、スムーズに始められるようにするには、心理的な抵抗をなくすことが大切です。
まず、準備段階を他の確実な習慣に結びつけます。
たとえば、夜、歯を磨いたら、歯磨きとセットにして、必ずスウェットやシューズ、タオル、飲み物を準備しておきます。
朝、歯を磨いたら、歯磨きとセットにして、習慣として、スウェットに着替えます。
スウェットで寝るようにすれば、さらにスムーズです。
ジョギングの場所は公園ではなく、近場にします。
そうすれば、タオル、飲み物を持ってシューズを履けば、すぐに始められます。
例えば、「毎日、簿記の勉強をする」と決めたとします。
勉強するために参考書を書棚から取り出し、机に座って「さあ、やるぞ」と気合いを入れるのは面倒です。
参考書を書棚から取り出すことすらできない時もあるでしょう。そうやって三日坊主になっていきます。
いざ、始めるのは、大変なのです。
そこで、前夜に歯を磨いたら、習慣として、参考書を書棚から出して、始めるページを開いて机の上に置いておいたり、洗面台に置いておいて、朝、歯を磨きなら眺め始めたりします。
そうやって、始めるまでのハードルを低くして、スムーズに始めるように工夫します。
そんなことをしないといけないほど、私たちは、怠惰なのだ、ということを自覚し、そんな怠惰な自分を上手にコントロールしていくことが大切だと思います。
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