オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン
今回は、基本に戻ってオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンです。
といっても、この2つは、二者択一ではありません。
一般的には、「オープンクエスチョン」は、「最近どうですか?」のように、開かれた質問で、自由に答えてもらう質問。
「クローズドクエスチョン」は、「最近いいことありましたか?」「はい。」「いいえ」のように、閉じられた質問で、限定的に答えるもらう質問、と理解されています。
では、次の質問は、どうでしょうか?
「最近、職場での問題点は、どのようなものがありますか?」
オープンクエスチョンのような感じがしますが、少し答えが窮屈です。
つまり、一部閉じられている(クローズ)、ということになります。
「職場」と限定されていますので、家庭面での答えはできませんし、職場での楽しいこと、うまくいっていること、などを答えることもできません。
つまり、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」は二者択一ではない、ということです。
したがって、質問をこの二つに明確に分類することはできない、ということになります。
では、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをどのように考えておけばいいでしょうか?
まず、クローズドクエスチョンは、答えを限定したい場合、話を広げたくない場合、相手を誘導したい場合、などに使います。
オープンクエスチョンは、相手の考えを引き出したい場合、自分には未知の情報を引き出したい場合、話を広げたい場合、などに使います。
両方とも、非常に有効な質問手法になりますが、使い方を間違えると、間違った答えを引き出してしまうことになります。
また、会話がうまく広がらない、ということになります。
さらに、相手に不快感を与えてしまうこともあります。
そこで、オープンクエスチョンとクローズとクエスチョンについて、YouTubeでじっくり解説してみました。
ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/q33ZOEQnbDw