オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

2020年09月07日

今回は、基本に戻ってオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンです。

といっても、この2つは、二者択一ではありません。

一般的には、「オープンクエスチョン」は、「最近どうですか?」のように、開かれた質問で、自由に答えてもらう質問。

「クローズドクエスチョン」は、「最近いいことありましたか?」「はい。」「いいえ」のように、閉じられた質問で、限定的に答えるもらう質問、と理解されています。

では、次の質問は、どうでしょうか?

「最近、職場での問題点は、どのようなものがありますか?」

オープンクエスチョンのような感じがしますが、少し答えが窮屈です。

つまり、一部閉じられている(クローズ)、ということになります。

「職場」と限定されていますので、家庭面での答えはできませんし、職場での楽しいこと、うまくいっていること、などを答えることもできません。

つまり、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」は二者択一ではない、ということです。

したがって、質問をこの二つに明確に分類することはできない、ということになります。

では、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンをどのように考えておけばいいでしょうか?

まず、クローズドクエスチョンは、答えを限定したい場合、話を広げたくない場合、相手を誘導したい場合、などに使います。

オープンクエスチョンは、相手の考えを引き出したい場合、自分には未知の情報を引き出したい場合、話を広げたい場合、などに使います。

両方とも、非常に有効な質問手法になりますが、使い方を間違えると、間違った答えを引き出してしまうことになります。

また、会話がうまく広がらない、ということになります。

さらに、相手に不快感を与えてしまうこともあります。

そこで、オープンクエスチョンとクローズとクエスチョンについて、YouTubeでじっくり解説してみました。

ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/q33ZOEQnbDw