放置駐車~ゆうパックも
2006年06月13日
当然の流れでしょう。
2006年6月1日に改正道路交通法が施行され、放置駐車の取り締まりが強化されましたが、「ゆうパック」などの郵政公社の小包郵便物の集配車は取締対象から除外されていました。
このたび、警察庁は、郵便小包の集配車について、他の宅配便の集配車と同様に規制対象とする方針を決めたそうです。来年10月の郵政民営化の前に取締対象となる予定。
道路交通法において、放置行為というのは、「車両の運転者が車両を離れて直ちに運転することができない状態にする行為」を言います。
荷捌き中は放置にならないという俗説が流れていますが、荷捌き中であっても、車両の運転者が車両を離れて直ちに運転することができない状態になれば放置になります。運転席に「荷捌き中。すぐに戻ります。」と書いてあっても同じです。
なお、駐車監視員が確認標章を取り付けるのは、放置駐車のみであり、道路交通法上の「駐車」とはイコールではありません。運転者が乗っていても「駐車」となりうる場合があり、その場合には警察官の取締の対象となりますので、注意が必要です。
道路からかなり放置駐車はなくなった印象がありますが、今後どうなるでしょうか。