チャレンジと改善のパワー
こんにちは。
弁護士の谷原誠です。
私が成功しているわけではありませんが、このメルマガでは、目標を達成するために諦めないことの大切さを、過去の偉大な人物たちの例を引きながらお伝えしてきました。
エジソンは、発明するために何千回も失敗した際に、「失敗したのではない。何千種類ものうまくいかない方法を発見したのだ」と言っていたそうです。
ビル・ゲイツ氏は、「成功を祝うのもいいのですが、もっと大切なのは失敗から学ぶことです」と言ったそうです。
これらの言葉から、「失敗から学ぶことにより、少しづつ成功に近づくものだ」という公式が導かれそうです。
実際、何回か前のメルマガで、「成長型マインドセット」(知性も才能も努力によって伸びる、と信じているマインドセット)を持っていた方が、失敗から学び、成長する可能性が高い、ということについて説明しました。
実は、失敗を恐れず、成功するまで何度でも挑戦することによって成功に近づくということは、計算によっても確認できるようです。
例えば、成功率が1%の難題に取り組んだ場合において(実際には、不確定要素が多く、このように数値化できないのですが)、1回目のチャレンジの成功率は、1%です。
しかし、2回目のチャレンジになると成功率は約2%になります。
そして、459回目で99%になるそうです。
そう。
科学的証明により全く成功の可能性がない場合は別として、成功の可能性がある分野においては、1度や2度の失敗で諦めず、何度も何度もチャレンジすることが成功への近道となりそうです。
「ハリー・ポッター」を読んだ人は、なんと面白い小説だと感じたことでしょう。
実は、J・K・ローリングは、「ハリー・ポッターと賢者の石」は出版社から12回も出版を拒否されたそうです。
信じられないですね。
でも、ここがポイントです。
J・K・ローリングは、不採用の通知を受け取るたびに、物語の構成を変え、登場人物の性格を変え、常に改善を繰り返したそうです。
つまり、ただ単に何度もチャレンジするだけではダメで、失敗の都度、失敗から学び、常に改善を繰り返せるかどうかが成功の鍵を握っているということです。
今、何かに挑戦している方、これから何かに挑戦しようとしている方、誰かを応援している方の参考になれば幸いです。
「諦めないやつに、誰も勝ってこない」(アメリカの伝説の野球選手ベーブ・ルース)
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