あと一歩を。。
2024年01月29日
弁護士の仕事は、「これで十分」というものがありません。
民事事件で言えば、
・依頼者の話をどこまで詳しく聞くか
・証拠をどれだけ集め、どこまで読み込むか
・法律や判例をどこまで調べるか
・訴状や準備書面などの文章をどこまで練るか
・証人尋問の質問内容や順番などをどこまで詰めるか
など、やろうと思えばいくらでもできてしまいます。
そして、時間を使えば使うほど、良い結果に結びつきます。
しかし、私達は怠惰にできています。
勉強もそう。仕事もそう。
どこかで「これでいいや」となりがちです。
成功する人は、ここが違います。
多くの鉱山を経営し、「鉱山王」と呼ばれた古河市兵衛は、「成功に極意はない。私の場合は、ただ他人が掘ったあとをもう一間ずつよけいに掘っただけだ」と言っています。
ほんの少しでも他人より努力することを続けるだけで大きな差が出る、ということです。
吉田松陰は、次のように言っています。
「一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」
自分の怠惰と向き合い、あと一歩の努力を続けたいと思います。
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