孫子「戦わずして勝つ」の意味
メルマガより
1914年~1918年といえば、第一次世界大戦です。
20世紀初めの北アフリカのモロッコ事件で、イギリスやフランスとドイツとの関係は険悪となっていました。
そして、1914年のサラエボ事件をきっかけに第一次世界大戦が始まります。
イギリス、フランス、ロシアを中心とする連合国とドイツ、オーストリアなどを中心とする同盟国とが戦います。
世界初めての「総力戦」ということで、多数の死者を出すことになります。
この第一次世界大戦により各国は多大な損害を出し、国力が低下します。
産業革命を経て、それまで隆盛を誇っていたイギリスも凋落します。
代わって世界第一位の超大国に躍り出たのがアメリカです。
この違いは、何でしょうか。
イギリスは、戦争当事者として戦争をしました。
では、アメリカは、どうだったか?
最終的には参戦しましたが、終盤まで中立を保ち、戦争に介入しませんでした。
そして、イギリス等に借款を与えたりして、経済発展をしていきます。
そして、「債務国から債権国へ」と国力が伸長していくことになります。
このように、実際に戦争をすると、多数の死者を出し、国力が低下してしまいます。
したがって、国を守り、発展させるためには、できる限り戦わないことが大切です。
この原理を2500年前に唱えたのが、孫子です。
「戦わずして勝つ」という原理です。
しかし、この言葉は誤解されることが多いです。
孫子には「勝つ」という言葉が書かれていないのに、「勝つ」と訳されているものがあります。
そのせいで、意味が誤解されてしまうのです。
では、この「戦わずして勝つ」という本当の意味は、どのような意味なのか。
YouTubeでお伝えします。
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