日経新聞から取材を受けました。 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
メニュー
みらい総合法律事務所
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。

日経新聞から取材を受けました。

2012年09月24日


本日付けの日経新聞に、私の取材記事が掲載されました。

内容は、事業承継の特集です。

中小企業の多くが、後継ぎ不在を理由として、廃業してしまっています。

とても、もったいことです。

私は、事業承継に信託を活用できないか、ということで取材を受けました。
(信託法の本を書いているためです)

信託の仕組みは、難しいのですが、非常に自由度の高い制度です。

たとえば、妻と長男、次男がいるとして、遺言書では、財産を誰に譲るか、というところまでしか決められません。

しかし、信託を使うと、財産を、まず妻に、妻が死んだら長男に、など、今後のことを非常に柔軟に決めることができます。

あるいは、自分が死んだ後、所有するマンションの管理を誰に任せ、賃料収入のうち、いくらを妻に、いくらを長男に、いくらを次男に、ということも可能です。

その後、10年したら、マンションを売却して、その売却代金のうち、いくらを長男に、いくらを次男に、ということも可能です。

事業承継や相続対策で多いに活用されるといいと思います。