弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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    完璧主義の弊害

    2026年01月12日

    私たちはつい、「完璧を目指すことが良いことだ」と思いがちです。

    確かに、細部までこだわる姿勢は素晴らしいことです。

    しかし、その「完璧主義」が自分を苦しめてしまうことがあります。

    完璧主義の人は、「ミスをしてはいけない」「常に最高の結果を出さなければならない」と考えます。

    一見、向上心が高く見えますが、実際には、「失敗への恐れ」に支配されていることが多いのです。

    その結果、

    ・新しいことに挑戦できない

    ・他人の目を気にして疲れてしまう

    ・自分を責め続けてしまう

    という状態に陥りがちです。

    完璧を目指すあまり、「行動する勇気」を失ってしまうのです。

    そこで、完璧を目指すのではなく、その時の最善を目指し、その後改善を続ける、という思考が出てきます。

    たとえば、アップル創業者のスティーブ・ジョブズも、製品の細部にこだわる一方で、「完璧さより、まず世に出すこと」を重視していました。

    iPhoneも、初期モデルは決して完璧ではありませんでした。

    それでも、彼は「出して、改善する」というサイクルを信じていたのです。

    完璧を求める人ほど、自分の欠点を許せません。

    しかし、欠点があるからこそ人間らしい。

    完璧でないからこそ、成長できる余地があるのです。

    ピカソは生涯で約14万点もの作品を残しました。

    その全てが傑作ではありません。

    彼自身も「何を描きたいかは、描きはじめてみなければわからない。」と語っています。

    私達は、完璧な存在ではありません。

    「パーフェクトより、ベストを尽くそう」

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