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———————————————2005.12.6-048号
■弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義■
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★夫婦の危機を救済せよ★ 発行部数20,402 部
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■前書き
こんにちは。弁護士の谷原誠です。お元気ですか?
拙著
「現役弁護士が書いた 他人を思いどおりに動かす交渉・説得の技術」
(同文館出版)が、またまた増刷が決定しました!
http://www.tanihara.jp/
ありがとうございます!
色々なメルマガでも紹介していただいております。
嬉しくて枕を涙で濡らしながら寝ております。
ところで、私は1人暮らしですが、ダブルベッドなので、枕は2つ
です。
真ん中に寝ると、
枕と枕の間にはさまって寝ています。←意味ナイジャン!!
( ^ェ^)=O(^_^;) ポカ
起きると首が若干痛いです。(´Д`)
昔、ベッドの端っこに寝ていたことをこのメルマガで書きました。
そして、それを矯正しようと、ベッドの真ん中で寝るようにしたら、
枕と枕の間にはさまってしまいます。
一体どこで寝れば良いのでしょうか。\(||_ _)/ give up!
寝る場所を求めさすらう弁護士谷原誠がお送り致します。
■<本文>
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■私は独身なのでよくわかりませんが、夫婦喧嘩では、次のような
やり取りがあると聞きます。
A子:「私と仕事どっちが大事なの?」
K男:「そんな君にきまっているだろ~。」
A子:「じゃあたまには早く帰ってきて、食事を一緒に食べて、子
供をお風呂にいれてあげてよ」
K男:「今は仕事が忙しくて仕方がないんだ・・・」
A子:「いつも仕事仕事って、仕事の方が大事なのね・・・」
K男: 「比較の問題じゃないだろ!家族が生活するために仕事を
頑張っているのに・・・」
A子:「たまの休みは仕事で疲れて寝てばっかりじゃない!」
K男:「ごめん、でも子供と遊んでいるだろ」
A子:「じゃあ私のことはどうでもいいの?私はあなたの家政婦じ
ゃないのよ・・・もう嫌・・・」
このメルマガ風に考えると、はじめのA子の
「私と仕事どっちが大事なの?」
に対して、即座に異を唱えるでしょう。
1つの方法ですが、「私」と「仕事」は比較すべき対象ではない、
ということです。
「それは異種類に属するものを比較するもので、正しい質問ではな
い。君と何かを比較するのであれば、比較の対象は、他の人間でな
ければならない。君と上司を比べると、君の方が大事だ。君と俺の
友人の公彦君を比べると、君の方が大事だ。しかし、君と仕事とは
異種類に属するものであるから、比較の対象にはならない。」
しかし、A子は反論可能です。同種の点を見つければ良いのです。
「比較の対象になるわよ。私が問題にしているのは、あなたの時間
の使い方よ。人間は、より大事なものに時間を使うはずだわ。あな
たは『私』に対しても『仕事』に対しても時間を使っているじゃな
い。その時間の使い方が、仕事に比重が置かれすぎているんじゃな
いのか、って言いたいのよ。」
手厳しい反論ですが、K男は、もちろんこれに対しても反論可能で
す。それは考えてみてください。普段の生活にも直結しているはず
です。
しかし、夫婦間の会話で、上記のように、毎日ガンガン議論しあう
のが良いのかどうか、は、ちょっと考えなければなりません。
弁護士夫婦では、もしかして、スゴイことになるかもしれません。
夫婦の会話が緊迫した法廷のようになるでしょう。
妻「異議あり!今の夫の質問は、誘導です!」
夫「違います。すでに証拠上明らかであり、誘導ではありません。」
妻「では、その証拠を示してください。」
夫「・・・。休廷を申し入れます。」(トイレに行く。)
・・・・。\(||_ _)/ give up!
こんな夫婦イヤです。とてもイヤです。
しかし、議論の技術は飛躍的に高まるでしょう。
このメルマガも不要になるでしょう。
この家庭は、議論の少林寺です。
いくら議論の技術は高まっても、心安らかに過ごせないと辛い家庭
生活になりそうです。
そこで、今回、無料レポートを作成しました。
なんと共同執筆です。
「緊急指令! 夫婦関係を救済せよ!」という題名です。
夫婦喧嘩を精神科医の観点から鋭くえぐり出す樺沢紫苑先生、頭を
よくするドリル作家のかみふじさん、そして私、弁護士の谷原誠の
3人で共同執筆しました。
私の場合、一生懸命書きましたが、独身ということもあり、やはり
夫婦関係はよくわかりません。どうしても弁護士流解決になってし
まいました。
他の2人の内容は素晴らしいので、是非ご一読ください。
http://e-zunou.com/kenka_rep.html
夫婦関係救済ではなく、夫あるいは妻と交渉・説得する場合は、こ
ちら。「他人を思いどおりに動かす交渉・説得の技術」
http://www.tanihara.jp/
■編集後記++++++++++++++++++++++++++
このメルマガを最初の頃から読んでいただいている方には、最近内
容が簡単過ぎるとご指摘をいただきます。
当初は、結構高度な内容まで踏み込んで書いておりました。
しかし、このメルマガも読者数が2万人を超え、読者の幅もかなり
広がっています。
そこで、最近では、わかりやすさに重点を置いて書いています。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
それとは関係ありませんが、冬物のズボンがウエストがきつくては
けません。
L(゜0゜)」オーマイガッ!
L(゜0゜)」オーマイガッ!
\(||_ _)/ give up! ← 今のお気に入りです。
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
では、あなたに健康と幸せが訪れますように祈っています。(谷原)