帰省ラッシュで重傷交通事故多発
帰省ラッシュで交通事故が多発しています。
9月21日午後3時55分ごろ、富山市長附の国道41号で、乗用車同士の正面衝突があり、9ヶ月の幼児が死亡し、母親は腰の骨を折る重傷、父親らも軽傷という計6人の死傷事故が起きました。
事故の原因は、加害者側の脇見による対向車線オーバーです。
交通規則を守って、普通に運転していても、対向車が対向車線オーバーで突っ込んでくれば逃げようもなく、交通事故に巻き込まれてしまいます。
亡くなった幼児のご冥福をお祈り申し上げます。
加害者は逮捕され、自動車運転過失致死傷の被疑者として取り調べを受けています。
また、9月22日、午前9時ごろ、川崎市の首都高速湾岸線で、大型トラックが渋滞のため停止していたワンボックス車に突っ込み、ワンボックス車ははずみで前方のワンボックス車に追突して、9人が死傷する交通事故がありました。
停止していたところに追突されては、やはり逃げようもなく、交通事故に巻き込まれてしまいます。
60代の男女が死亡し、9歳の孫が意識不明だそうです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
大型トラックの運転者は逮捕され、自動車運転過失致死傷の被疑者として取り調べを受けています。
このように、自分に全く過失がなくても、否応なく交通事故に巻き込まれることがあります。
楽しい連休が一転、悲惨な事故で幕を閉じたことになります。
自動車の運転には、十分気を付けなければなりません。
ちなみに、1つの交通事故で何人が死傷しようとも、加害者は、自動車運転過失致死傷罪1罪で罰せられ、7年以下の懲役若しくは禁錮または100万円以下の罰金です。(道路交通法違反が同時に成立し、併合罪となる場合は別です)
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