日弁連会長選が再選挙に
2010年02月06日
2月5日、日弁連の次期会長選挙が行われました。
もちろん、私も投票に行ってまいりました。
候補者は、2名。山本剛嗣(たけじ)先生と、宇都宮健児先生です。
日弁連の会長になるには、条件があって、得票数が上回るだけでは、当選することにはなりません。最多得票を得た上に、全国の弁護士会の総数の3分の1を超える弁護士会で最多票を得なければならないという決まりになっています。
これは、東京や大阪などの大都市だけの弁護士数が圧倒的に多いために、都市部だけで全国を統括する日弁連の会長が決まることを回避するための規定です。
今回は、山本先生が最多得票数を得たものの、全国の弁護士会の総数の3分の1を超える弁護士会で最多票を得られなかったことが原因です。
ちなみに山本先生は、私が司法研修所に通っていた時代に、民事弁護をご指導いただいた先生です。
日弁連会長選で、再選挙ははじめてらしいです。