新・知的生産術
2008年02月10日
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
経済評論家・公認会計士の勝間和代さんが書いた「効率が10倍アップする新・知的生産術」(ダイヤモンド社)を読みました。
著者は、19歳で公認会計士2次試験を突破し、2005年、ウォール・ストリート・ジャーナルから「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれ、2006年、エイボン女性大賞を史上最年少で受賞したスーパー・パーソンです。
時間は、万人に平等に、有限に割り当てられています。その中で抜きん出るためには、有限な時間をいかに最も効率よく使うか、ということが必要でしょう。
この本を読んで、自分をグーグル化して効率的に仕事をすることに成功したとします。しかし、時間が余った分早く帰ってテレビを見ているのでは、あまり意味がないように思います。
グーグル化するのは、あくまでも手段に過ぎません。まず目的地があり、そこにたどり着くために業務を効率化する必要があるから、グーグル化する必要がある、ということではないかと思います。
ハウツー本というよりも、「自分もまだまだ甘い。もっと頑張ろう!」とモチベーションが上がった本でした。