交通事故死者数が減少しています
2010年06月17日
警察庁の発表によると、今年の全国の交通事故死者数が15日現在で2007人となったそうで、2000人突破までの日数は昨年よりも3日遅く、現在の形の統計が残る昭和45年以降で最も遅いとのこと。
交通事故の死者数は9年連続であり、2009年の交通事故による死者数は前年比4.7%減の4914人です。
交通事故白書によると、シートベルト着用率の増加や飲酒運転が減ったことに加え、衝突時の衝撃吸収性に優れた自動車の普及が進んでいることが要因と分析しています。
あと、救急救命医療の技術の進歩も見逃せません。
交通死亡事故は、一瞬にして、被害者の人生を奪ってしまいます。それは1人の犠牲ではなく、被害者の周りの人々全員が被害を受けているものです。
日々の交通死亡事故のご遺族からの相談を受けていると、そのことを痛切に感じます。
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