古本窃盗 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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古本窃盗

2005年06月11日

岩手県北上市の古本屋で、6月10日昼、漫画本45冊(計1万6700円相当)が盗まれたそうです。同店では、夕方になって気付き、店内を探し始めたとのこと。
 
その直後の午後5時ごろ、なくなったのと同じ漫画本を持って男が売りに来たというのです。店員は、警察に通報し、警察官が駆けつけて逮捕したそうです。
 
窃盗罪(刑法235条・10年以下の懲役)です。
 
どうして同じ店に売りに行ったのでしょうか。
 
1 本が盗まれたことを気付かないと思った。
2 古本屋がここしかなかった。
3 盗んだ男と売りに来た男は別人だった。
 
わかりません。。
 
ちなみに、盗品等を情を知りながら有償または無償で譲り受ける、運搬する、保管する、等の行為をすると、それだけで犯罪となりますので、ご注意ください。