悲惨な事故
2006年07月27日
2006年8月25日、福岡市東区の「海の中道大橋」で、一家5人が乗ったRV車が、飲酒運転かつ高速運転の車に追突されて、ガードレールを突き破って海に転落する事故が起きました。
事故の結果、幼児3人死亡しました。母親は、子供を助けるために、何度も海に潜って救出活動をしましたが、誰も助からなかったということです。
母親が子供を助けるために海に沈んでゆく車を追って海に潜っている時、どんな気持ちだったか、そして、目の前で海底に沈んでゆく子を見ながらどんな気持ちだったか、引き上げた子までが助からないことを知ったとき、どんな気持ちだったか、に思いをいたすと、心が痛まずにはいられません。
自分で殺すつもりがなくても、不注意で人が死んでしまうのです。それまで生きてきた人生と、将来の人生を全て奪ってしまうのです。
お願いです。飲酒運転はやめてください。
刑法208条の2(危険運転致死傷罪)
アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で四輪以上の自動車を走行させ、よって、人を負傷させた者は15年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は1年以上(20年以下)の有期懲役に処する。
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