フィードバックに最適な質問
2010年11月15日
昨日発信したメルマガ
「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」の記事です。
スポーツが上達するためには、練習することですが、それに劣ら
ず大切なことは、試合をし、反省をし、改善点を見つけることです。
改善点が見つかったら、そこを集中的に練習します。
そうやって、上達していきます。
ビジネスでも同じです。
弁護士の場合には、日常的に法律の勉強をしながら、事件を処理
しています。
交渉や法廷がスポーツでいう試合にあたります。
交渉でのやりとりや法廷での証人尋問などが終わった後に、振り
返り、反省をし、改善点を見つけます。
この作業を行っている人は力をつけていき、やりっぱなしで終わっ
ている人は停滞します。
少しの作業ですが、時間が経過するにつれて、圧倒的な力の差と
なって現れてきます。
試験勉強の場合には、模試がこれにあたるでしょうし、ビジネス
ではプレゼンテーションや会議、交渉などが、これにあたるでしょう。
それらが終わった後は、必ずフィードバックを行いましょう。
フィードバックの方法ですが、質問に答える形が最適です。
複数人の場合には、相互に質問しあいましょう。
1人の場合には、自分に質問しましょう。
その質問を考え、答えを出す過程で、改善点が見つかります。
その際にすべき質問を紹介します。
(1)よくできた点は何か
(2)それはなぜうまくいったのか。
(3)今後も続けた方がよいことは何か
(4)うまくいかなかった点は何か
(5)それはなぜうまくいかなかったのか
(6)今後やめた方がよいことは何か
(7)今後改善すべき点はどこか
少し時間をかけてやってみてください。
必ず、役に立ちます。