確信の罠とは?
2013年04月23日
あなたは、間違った決断をしてしまったことがあるでしょうか?
もちろん、あるでしょう。
そして、後悔したことがあるでしょう。
実は、人間が間違った決断をしてしまう時に陥る罠が8つあります。
そのうちの一つが「確信の罠」です。
たとえば、ある女性が恋をしているとします。
相手の男性は素行が悪く、友達や母親は、
「彼はやめた方がいい」
「付き合っているとあなたのためにならないよ」
などと言います。
しかし、本人はまったく聞く耳を持ちません。
むしろ、
「みんなは彼の良さがわかっていない。彼の良さがわかるのは私だけよ」
などと益々自分の考えに固執するようになっていきます。
これは、人間は、自分の考えに肯定的な意見や証拠のみを受け入れ、これと矛盾する意見や証拠を排除してしまう、という過ちを犯しがちなためです。
これを「確信の罠」と言います。
私も若い頃、この「確信の罠」にはまり、裁判で手痛い思いをしました。
この「確信の罠」から抜け出す方法は、私達弁護士が普段仕事で行っている習慣を応用することです。
私の新刊の中で、その方法についても解説しています。
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