中央道でパンク修理中の3人が交通事故で死亡 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
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中央道でパンク修理中の3人が交通事故で死亡

2010年04月09日

2010年5月8日午前9時25分ごろ、中央自動車道上り線で、乗用車を路側帯に止めてパンク修理中だった男女3人が大型トラックにはねられ、死亡したそうです。

加害運転者(男性、38歳)は、自動車運転過失致死の現行犯で逮捕されました。

高速隊によると、家族5人で移動中に、パンクした右後輪のタイヤを修理するために5人とも車外で出ていたところ、うち前記3人が死亡したとのことです。他の2人は無事とのことです。

もし、自分の家族が3人も同時にトラックにはねられて死亡するのを見たら?

想像するだけでもぞっとします。

罪としては、今のところ自動車運転過失致死罪の容疑です。

1つの交通事故で何人が死傷しようとも、加害者は、自動車運転過失致死傷罪1罪で罰せられ、7年以下の懲役若しくは禁錮または100万円以下の罰金です。(道路交通法違反が同時に成立し、併合罪となる場合は別です)

ご遺族は、納得できるでしょうか?

交通事故のご相談を受ける中で、死亡事故の事案がもっとも心が痛みます。愛する家族の命を一瞬にして奪われたご遺族の心は深い悲しみと、強い怒りと憎しみの炎が同居しています。

ご遺族のご心痛をお察し致します。 

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