交通事故死者数が57年ぶりに5,000人下回る
2009年12月06日
警視庁の調査によると、2009年1年間の全国の交通事故死者数は4914人で、1952年以来57年ぶりに5000人を下回ったとのことです。
警視庁によると、死者数減少の要因は、
①シートベルト着用率向上
②飲酒運転や速度違反など、悪質で危険性の高い違反による事故が減ったこと
などをあげているそうです。
交通事故の事件を手がけていると、この他、救急救命技術の進歩も感じられるところです。
頭を強打して脳挫傷になった場合、昔であれば死亡していたところ、救急救命技術の進歩によって一命を食い止めるケースが増えているのではないか、と推測できるのです。
そのため、脳挫傷からの麻痺や高次脳機能障害という疾患が増加しているのではないでしょうか。
できれば、そのような調査もして欲しいと思います。
交通事故訴訟における高次脳機能障害と損害賠償実務
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