脱線事故と補償問題 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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脱線事故と補償問題

2005年04月28日

兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口と尼崎間で快速電車が脱線した事故は、死者は106人(男性59人、女性47人)に達したようです。
 
復旧工事が落ち着いた後は、補償の問題が出てきます。運転士が死亡してしまいましたが、JRは、使用者責任を負担し、死傷者に対して損害賠償をしなければなりません。
 
死傷者1人1人には、それぞれ仕事があり、家族があります。「死者1人につき〇〇円」とかという画一的取扱いではなく、1人1人の事情に応じ、十分な補償をして欲しいと思います。