ライブドア関係会社役員の自殺
2005年12月22日
ライブドア事件で、自殺者が出ています。
1月18日に、ライブドア事件の重要な証人と言われていたライブドア子会社の元役員が自殺し、22日に告別式が行われました。
大きな経済事件のときに自殺者が出ることはたまにあります。遺書があれば、前々から自殺を考えていたとも思えますが、遺書がないような場合には、今回の強制捜査をきっかけにした自殺の可能性が高いのではないでしょうか。
精神的重圧に耐えられなかったか、あるいは家族を守るため、という可能性があります。もしくは、これで自分の人生が終わった、と考えたのかもしれません。
いずれにしても、ご冥福をお祈り致します。
ところで、
会社の倒産事件でも、社長が自殺してしまうケースがあります。生命保険に入っていることが多く、ご遺族には、生命保険金が支払われます。
自殺された方は、悩み苦しんだ結果の決断だと思いますが、正しい決断なのでしょうか。もちろん、ご本人は正しい決断だと信じて自殺しているわけです。
しかし、家族としては、全財産がなくなって、ゼロからスタートだとしても、生きていて欲しいのではないでしょうか。最後の最後に、どのような決断をするのかはとても重要です。