東京大学医学部付属病院医師から個人情報流出
2006年12月20日
東京大学医学部付属病院の医師(39)の私有パソコンから、患者約150人の個人情報がインターネット上に流出した恐れがあるそうです。
流出の恐れがある情報は、1993~98年にこの医師が診療した患者計約150人分の氏名や生年月日、病状などです。
流通経緯としては、またファイル交換ソフトです。患者情報をパソコンのハードディスクに保存したままファイル交換ソフトを使用し、ソフトを通じて流出したとみられています。
ファイル交換ソフトからの個人情報流出が、これほどマスコミを騒がせているにもかかわらず、またこのような事件が起こることは遺憾です。
交通事故も同じですが、事故は起こるものと考え、「自分は大丈夫だろう。」という意識は捨てなければなりません。
病院としても、このような事件が起こると、評価が低下するリスクがあります。病院全体の法務を強化すべき時期だと思います。