たった数百円で幸福に
2026年07月20日
人間は、自分のために行動するより他人のために行動する方が幸福感が高まることがだんだんとわかってきています。
ブリティッシュ・コロンビア大学のダン教授らは、参加者に5ドルまたは20ドルを渡し、半数には「今日中に自分のために使ってください」、残り半数には「他人のために使ってください」と指示しました。
その日の夜に幸福度を測ったところ、他人のために使ったグループの方が、明らかに幸福度が高かったそうです。
そして、金額の差は、関係がなかった、ということです。
たった数百円でも、他人のために使えば自分の心が満たされるというのは、意外な結果ですね。
この研究は「サイエンス」誌に掲載され、後の追試では世界136か国の調査データでも同じ傾向が確認されています。文化や経済水準を超えて、人類に共通する性質のようです。
そうすると、毎日、どんな些細なことでもいいので、他人に貢献をする行動を心がけるようにすると、1日の終わりに感じる幸福度が上がりそうです。
部下の悩みに三十分、耳を傾ける。若手に自分の人脈をひとり紹介する。コンビニのおつりを募金箱に入れる。そんな小さな行動でも効果がありそうです。
わずか数百円、たった三十分の「他者への貢献」が、脳に確かな報酬を与えてくれるのです。
自分のためにしなければならないことが多い毎日ですが、そんな中で、何らかの形で他人への貢献をしたいものです。
そして、それが自分に幸福をもたらしてくれる、ということです。
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